2冠達成も可能!絶好調リバプールに元英代表のOB2人が太鼓判「唯一、足かせになると考えられるのは…」

2021年10月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

開幕から公式戦12試合で9勝

リバプールOBのクラウチ(左)とコール(右)が、古巣の現状について語った。(C)Getty images

 リバプールが絶好調だ。公式戦9試合連続ゴールを挙げ、クラブ新記録を達成したモハメド・サラーの大車輪の活躍もあり、開幕から公式戦12試合で9勝、いまだ無敗を継続している。

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 英紙『Daily Mail』によれば、OB陣も手応えを感じているようで、元イングランド代表FWピーター・クラウチは、プレミアリーグとチャンピオンズ・リーグ(CL)の2冠達成も実現可能と主張。現地時間10月19日に行なわれ、3-2で勝利を収めたCLグループステージのアトレティコ・マドリー戦後に、課題を挙げながらも、こう見解を示している。

「今夜はいくつかの弱点が見られたと思う。(ナビ)ケイタは素晴らしいゴールを決めたが、(ケイタと交代で入った)ファビーニョがチームにいるときのほうが、より強固に見える。ハイラインが高すぎて、(アントワーヌ)グリエーズマンが自陣から背後に走り込む場面もあったように感じた。

 あの高さでは、今後のチャンピオンズ・リーグの試合で、(キリアン)エムバぺや(リオネル)メッシ、ネイマールが走ってきたときに苦労すると思う。でも、僕は今でも彼らが最高のチームだと感じているし、チャンピオンズ・リーグでも、プレミアリーグでも優勝候補だと思う」

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 これには、スリーライオンズの元同僚ジョー・コールも同意。恐いのは故障だけだと主張している。

「リバプールは、非常に優秀なアトレティコ・マドリーとの一戦を、ベストな状態ではなかったにもかかわらず、勝利で切り抜けた。このチームに弱点があるとは思わない。唯一、足かせになると考えられるのは、去年のように怪我をしてしまうことだね」

 プレミア王者として臨んだ昨シーズン、リバプールはCBのフィルジル・ファン・ダイクとジョー・ゴメスが長期離脱するなど、怪我人の続出がチームの停滞を招いた。

 先月に開幕からハイパフォーマンスを見せていた18歳の新星、ハービー・エリオットが試合中に足首脱臼という重傷を負ってしまったが、今シーズンは怪我人を最小限に留め、1983-84シーズン以来となる夢のダブルを達成できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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