「ボールを見ていたのは明らか」グリエーズマンの一発レッドに闘将シメオネが怒り! リバプールOBも「アクシデントだ」

2021年10月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

退場で流れが一変し…

レッドカードを提示され、苦笑いを浮かべるグリエーズマン。(C)Getty Images

 流れを大きく変えるレッドカードだった。

 現地時間10月19日にチャンピオンズ・リーグ(CL)のグループステージ第3節が行なわれ、アトレティコ・マドリーはリバプールとホームで対戦。13分までに2点を先行される苦しい展開となるも、20分と34分にアントワーヌ・グリエーズマンがネットを揺らし、同点に追いつく。

 これで俄然勢いに乗ったホームチームは、一気に攻勢をかけるが、思わぬアクシデントが52分に起こる。グリエーズマンが足を振り上げた際に、相手FWロベルト・フィルミーノの顔面にヒットさせてしまい、一発退場となったのだ。
【画像】一発レッドは妥当?グリエーズマンの足がフィルミーノの顔面にヒット

 攻撃を牽引していたストライカーを失い、数的不利となったアトレティコは、ここから守勢に回り、77分にマリオ・エルモソがペナルティエリア内で相手FWディオゴ・ジョッタを倒し、痛恨のPKを献上。これをモハメド・サラーに決められ、そのまま2-3で敗れている。

 フランス代表FWの退場を巡り、試合中に審判へ激しい怒りをぶつけていたディエゴ・シメオネ監督は、ゲーム後も憤りは収まらず。スペイン紙『AS』によれば「非常に重要な場面でチームを離れてしまったが、彼が(フィルミーノではなく)ボールを見ていたのは明らかだ。レフェリーの解釈が我々に有利に働かなかった」と不満を露わにしている。
 
 また、英紙『Daily Mail』によると、リバプールOBのマーク・ローレンソンは『BBC』で「最初に思ったのは、アクシデントだということだ。確かにフィルミーノは捕まったが、グリエーズマンはボールを見ていた」と述べているほか、ファンからも様々な声が上がっている。

「グリエーズマンはボールに向かっていたが、無謀だった。間違いなくレッドカードだ」
「これまでにいくつかの恐ろしいレッドカードの判定を見てきたが、あれは一発レッドではない」
「審判はまたしてもリバプールの色を出してしまった」
「あれがレッドカードの対象になることはない。スパイクは高かったが、フィルミーノには偶発的な接触だった。
「何てことだ。またしてもCLでアトレティコに審判の失態が起きてしまった」

 今夏に復帰以降、最高の輝きを放っていただけに、グリエーズマン本人と、アトレティにとって非常に厳しい判定となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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