元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノが、元同僚クリスティアン・ヴィエリのTwitchチャンネル『Bobo TV』に出演し、名手ベスト５を選出している。スペイン紙『Marca』などが伝えた。

　ナンバーワンを巡っては、世界中で議論がつきない。先日にはクリスチアーノ・ロナウドの代理人を務めるジョルジュ・メンデスが、自身の顧客であるポルトガル代表FWこそ「史上最高」と発言したが、問題行動が多く現役時代は悪童と称された39歳は、そうは考えていないようだ。

「クリスチアーノ・ロナウドがサッカー界の歴史上でベスト？ 彼はトップ５にも入っていないよ。（リオネル）メッシ、ペレ、（ディエゴ）マラドーナ、（ヨハン）クライフ、そして"怪物"ロナウドは別格だ」と持論を展開。これに対し、アッズーリの先輩ヴィエリは、同じオランダ代表の「クライフと（マルコ）ファン・バステンを交換だ」と主張している。

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　また、カッサーノは去就が注目を集める新世代の"怪物"、アーリング・ハーランドにも言及。「気をつけろ、バイエルンはハーランドとの契約を望んでいると言われたことがある。それに（レアル）マドリーは（ロベルト）レバンドフスキをここ２、３年欲しがっている。それは私にとって理に適っている」と"玉突き移籍"の可能性を示唆した。

　ただ、ヴィエリは「ハーランドは100％マドリーに行くと言われているからね。本当かどうかは分からないけど」と語り、"白い巨人"入りが有力と考えているようだ。

　若手の台頭が激しい昨今のサッカー界。数年後にカッサーノが挙げるベスト５に、変動はあるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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