「すごくうれしい」3発固め打ちの三笘薫の活躍に森保監督も笑みがこぼれる。負傷離脱の久保建英&堂安律については…

2021年10月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

久保&堂安の「怪我の回復状況はメディカルから報告を受けている」

東京五輪にも出場した3選手。左から三笘、久保、堂安。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 日本代表の森保一監督が10月19日、オンライン取材に応じ、ベルギー・リーグでプレーする三笘薫の活躍を絶賛した。

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 今夏にユニオン・サン=ジロワーズへ加入した三笘は、現地10月16日に行なわれたベルギー・リーグ第11節のシラン戦で、0-2でリードを許していた後半頭に投入されると、ハットトリックを達成。4本のシュートで3ゴールをマークしたほか、パス成功率は88%、ドリブル成功率は100%という驚異的な数値を叩き出した。

 隔離期間中にその試合をチェックしていたという森保監督は、三笘について「非常に良いプレーをしていたと思う。ゴールという結果を出してポジションを掴んでいかないといけない。3点入れた試合も後半からだったと思うが、結果を出すことでスタメンに定着でき、ステップアップにもつながる。点につながるプレーができる選手だと思っているので、特に得点を取ってほしい。自分の道を自分で切り開いてほしい」と期待を寄せ、「すごくうれしいです」と笑顔で三笘の活躍を称えた。
 
 その一方で、負傷のため10月シリーズを欠場した久保建英と堂安律については、「怪我の回復状況はメディカルから報告を受けている。順調に回復しているということは聞いている」と明かすものの、11月11日のベトナム、同16日のオマーンとのアウェー2連戦での招集には慎重な姿勢を示した。

「怪我が全て回復して、パフォーマンスが100%になるかというのは難しい。本人はファイティングポーズをとっていて、それはありがたい。実際に怪我の回復状況を見極めて招集したいと思う。焦ってまた怪我を再発させるというのは、選手のキャリアにとっても良くないこと」と気遣う。

「こちらは戦力として考えたい選手ですが、焦って判断を間違えることがないように気を付けないといけない。1日も早くというのはプロとして思っていても良いことだが、焦らず回復を目指してほしいというのは、本人ともやり取りをしているし、これからも変わらずにコミュニケーションをとっていきたい。まだまだ先の長い選手なので」

 指揮官は、東京五輪でも日本の攻撃陣をリードしたふたりの完全復活を長い目で見届ける構えだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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