昨シーズン終了後に左膝の手術を行なったスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは、先月12日のセリエA第３節のラツィオ戦（〇２-０）で戦列復帰を果たしたものの、今度はアキレス腱を傷めて再び離脱。今月16日の同第８節ヴェローナ戦（〇３-２）で途中出場し、およそ１か月ぶりにピッチへと戻っている。

　19日に行なわれるチャンピオンズ・リーグ（CL）グループステージ第３節のポルト戦では、ラツィオ戦以来の今シーズン２点目が期待されるなか、イタリア紙『Gazzetta dello Sport』は同大会での最年長記録に注目。今月３日に40歳を迎えた鉄人のレコード更新に期待をかけ、以下のように伝えている。

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「彼のスポーツ界での活躍期間の長さは並外れており、いくつかの記録を目指すことができる。例えば、CLの最年長ゴールは、フランチェスコ・トッティ（ローマ）が38歳と59日のときにCSKAモスクワ戦で決めたものだ。

　ただ、最年長出場記録のマルコ・バロッタ（ラツィオ、レアル・マドリード戦に43歳252日で出場）を追い越すのは困難だ。一方、全体５位でミランの１位であるアレッサンドロ・コスタクルタ（40歳211日）はそう遠くない」

　ヴェローナ戦後にはSNSで、自身が披露した豪快なオーバーヘッドシュートの写真とともに「You walk, I fly（お前は歩く、俺は飛ぶ）」と、いつもの俺様節を炸裂させたイブラヒモビッチ。マンチェスター・ユナイテッド時代の2017-18シーズン以来のCL参戦で、まずはトッティの記録を塗り替え、新たな称号を得ることはできるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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