【川崎】“アボガド”を売って球技専用スタジアム整備の後押しへ。“バナナ”に続く第2弾

2021年10月15日 サッカーダイジェスト編集部

1パックの売上ごとに「5円」が寄付

会見で「かわさき応援アボカド」をPRした谷口。アボガドの被り物も。(C)KAWASAKI FRONTALE

 10月14日、J1の川崎は2009年にスタートした「かわさき応援バナナ」に続く、「かわさき応援シリーズ」の第2弾として、「かわさき応援アボカド」の販売を開始することを発表した。地元・川崎の青果卸会社である東一川崎中央青果(株)がフロンターレを応援するべく、クラブのスペシャルサプライヤーである(株)ドール協力のもとで、販売する運びになったという。

 10月14日から川崎市内のスーパーや、量販店に並んでおり、アボカドは4個入り1パック(希望小売価格:398 円)で、アボガドが入った袋には、選手たちが調理方法を伝える動画をチェックできるQRコードもついているという。

 1房を買うごとに3円が等々力陸上競技場整備基金に寄付されていた「かわさき応援バナナ」同様、「かわさき応援アボカド」も「寄付金制度food」として扱われ、1パックの売上ごとに「5円」が寄付される。

 今年5月には、川崎市よりホームスタジアムの等々力陸上競技場を、球技専用スタジアムに改築する案が発表されており、「バナナ」「アボガド」ともに、新スタジアム完成への後押しとなるようだ。現状で目標金額は設定されてないが、2009年から売り出された「バナナ」では約1000万円の寄付金が集まったとのこと。
 会見では選手たちがアボガドの被り物を着用して撮影したオリジナルポスターも紹介され、キャプテンの谷口彰悟は「被り物をして写真を撮りましたが、みんな違和感なく『バナナの次はアボガドね』と撮影をしていて、フロンターレらしいですし、文化になっていると思いました」と裏話を披露。

 谷口は「楽しいだけでなく整備基金に寄付される。球技専用スタジアムでプレーできるのは楽しみですし、僕らの力になります。市民の皆さんが過ごしやすい等々力を一緒に作っていければ」とPRした。

「かわさき応援アボカド」は10月24日のJ1・33節、ホームの清水戦でもスタジアム前広場「フロンパーク」(13:30~16:30)で、「かわさき応援バナナ」とともに販売される。

構成●サッカーダイジェスト編集部
 
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