「別次元のスピード」元ミランの“消えた天才”のスーパーゴールがTikTok上で再脚光!「エムバペとも互角」

2021年10月15日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

ブスケッツらを一気に置き去りに。

バルサ戦でゴラッソを消えた当時ミランのパト。(C)Getty Images

 実の10年前のスーパーゴールが再び脚光を浴びている。現地時間10月14日、UEFAチャンピオンズリーグの公式TikTokが、2011年9月13日のバルセロナ対ミラン戦で生まれたスーパーゴールの動画を配信した。
 
 カンプ・ノウで開催されたゲームで、先制ゴールが生まれたのは開始からわずか19秒だった。ミランのアレシャンドレ・パト(当時は22歳でブラジル代表FW)が、ハーフウェーライン付近で後方からのパスを受けて前を向き、そのままボールを縦に蹴りだしてダッシュ。セルヒオ・ブスケッツらを一気に置き去りにし、GKとの1対1も余裕で制してゴールネットを揺らした。
 
 当時は爆発的なスピードと正確なテクニックが話題となったこのゴラッソの動画はTikTok上でバズリ、コメント欄も盛り上がっている。
 
「別次元のスピード」
「マジで速い」
「速すぎる。追い付けるわけがない」
「信じられないゴール」
「全盛期のパトは別格だった」
「エムバペとも互角」
「ミランにおけるパトのベストゴールの1つ」
「ブスケッツがまったく追いつけない」
「パトの才能はすごかった」
「偉大なプレーヤーになる資質は十分だった」
「パトは怪我さえなければ…」
「消えた天才」
「この試合は好ゲームだった。懐かしいな」
 
 コメントにもある通りパトは、ミランとブラジル代表の次期エースとして期待されていたが、怪我があまりに多く、以降はキャリアが停滞。13年1月にミランを離れて以降は、コリンチャンス、サンパウロ、チェルシー、ビジャレアル、天津天海、再びサンパウロと流離いのキャリアを送り、今年2月からはMLSのオーランド・シティに所属している。
 
 このバルサ戦のゴールに象徴される通り才能はピカイチだっただけに、怪我に泣かされたのは何とも残念だった。
 
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

【動画】パトの「超スピードゴール」はこちら!
 

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