小川慶治朗がプロ入り前からの“夢”だった海外移籍を実現!横浜FCへは「奇跡の残留ができると信じています!」

2021年10月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

新天地は豪州のウエスタン・シドニー・ワンダラーズFC

残留争いのなか、チームを去ることに葛藤があった小川だが、海外移籍を決断した。写真:滝川敏之

 横浜FCは10月15日、MF小川慶治朗がオーストラリア・プロサッカーリーグのウエスタン・シドニー・ワンダラーズFCへ期限付き移籍することを発表した。なお、レンタル期間は2021年10月16日~22年6月30日までとなる。

 29歳の小川は今季、中高のアカデミー時代を含め、約16年在籍した神戸を離れ、横浜FCに加入。ここまでリーグ戦で23試合に出場し、1得点。ルヴァンカップでは3試合、天皇杯で1試合に出場している。
 
 小川はクラブを通じて、以下のようにコメントしている。

「この度、ウェスタンシドニーワンダラーズFCに期限付き移籍することになりました!海外でプレーすることはプロサッカー選手になる前からずっと夢でした。まず、今シーズンはチームも個人も思い描いていたような成績は残せていなくてもどかしい思いをしていました。終盤にきてチームも好調になってきており、残留に向けてチームは更に団結していますし、奇跡の残留ができると信じています!そのような中、チームを離れるのは本当に難しい決断でした。しかし、僕の夢を理解し移籍の背中を押して下さったクラブを始め、監督、フロントスタッフには心から感謝しています!

 サポーターの皆様には、なかなか勝てない中でもいつも最高の後押しをしてもらいすごく感謝しています!残留を信じ、最後まで諦めずに横浜FCのサポートをよろしくお願いします!覚悟を持って、異国の地で必ず成長してきます!」

 移籍先のウエスタン・シドニー・ワンダラーズFCは、過去に小野伸二(現・札幌)をはじめ、髙萩洋次郎(現・FC東京)や楠神順平(現・南葛SC)らも所属していた日本人にもなじみのあるチームだ。

 小川は、偉大な先達たちにも負けないインパクトを残せるか。

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構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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