「ルイスに電話をした」シメオネがまさかのスアレス経由でのメッシ獲り画策を告白!「3時間で頓挫したよ」

2021年10月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「少しでも可能性があるかどうかを…」

シメオネ(中央)は、メッシ獲得の可能性をスアレス(右)に探らせていたという。(C)Getty Images

 アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督は、リオネル・メッシに探りを入れていたようだ。アルゼンチン紙『Ole』が10月13日付けで伝えている。

 メッシがクラブの財政問題等からバルセロナ退団を余儀なくされ、パリ・サンジェルマンへ新天地を求めたことは、今夏の大きな話題となった。シメオネ監督は、その騒動の最中、同胞のスターの獲得を画策したという。しかも、メッシの友人であるルイス・スアレスを"利用した"ことを告白している。

「バルセロナでメッシに問題が起きたとき、我々は敬意を払い、(本人ではなく)ルイスに電話をした。アトレティコ・マドリーに来る可能性を想像しながら、メッシの様子を聞き、その気になるかどうか、少しでも可能性があるかどうかを確認したんだ。しかし、パリ・サンジェルマンが明らかに契約に執着していたから、このシチュエーションは3時間しか続かなかったよ。まあ、彼にとっては難しい局面だった。やがてパリが登場し、クラブと話をする余地はなくなってしまった」

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 立場は違えど、長年スペインでしのぎを削ってきた両者。51歳の指揮官は、今シーズンから新たなステージへと突入した34歳のスーパースターの印象について、こう語っている。

「私はメッシを指導する機会がなく、彼のことをほとんど知らず、会話や対話もほとんどないが、ひとつ言えるのは『彼は勝ちたいと思っている』ということだ。勝利への期待と幻想を生み出す全てのものが、彼に加算される。彼は勝者だ。そして自分が求めているもの、勝ち続けられると思うものには全て参加する。それがコパ・アメリカでははっきりと表われていたね」

 この先、メッシとシメオネのキャリアが交錯することはあるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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