「何の意味も持たない」豪州代表の10番が日本戦のMOM選出を一蹴!「勝点3を求めて…」

2021年10月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「勝てなかったということが自分にとって大きな意味を持つ」

フルスティッチが自身のMOM選出に対し、否定的な考えを述べた。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 オーストラリア代表は10月12日、カタール・ワールドカップアジア最終予選の4節で日本代表と対戦し、1-2の敗戦。同点ゴールを決めた10番のアイディン・フルスティッチが試合後に心境を語った。

 試合は早々に日本に先制される厳しい展開となったが、65分にフルスティッチが守田英正にスライディングで倒され、PKの判定に。しかし、VARチェックの結果、倒した位置がわずかにペナルティエリア外だったとしてFKに判定が覆った。
 
「もちろんPKだったら自分はしっかりとゴールを決めるという意気込みでしたが、結局PKは取り消された。ただマーティン・ボイルがしっかりとFKを仕切ってくれて、そしてFKに気持ちを切り替えて臨むことができました」(フルスティッチ)

 自らFKのキッカーを務めたフルスティッチが放ったシュートは、ゴール左上に突き刺さり、これが同点弾となった。1ゴールの活躍を挙げ、試合後の会見ではマン・オブ・ザ・マッチに選ばれたと発表されたが、本人は「負けてしまったのでMOMに選ばれたことは何の意味も持たない」と一蹴。「勝点3を求めて試合をして、勝てなかったということが自分にとって大きな意味を持ちます」と悔しさを滲ませた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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