「誰一人あきらめている選手はいない」
勝ち越し点を生むシュートを放ち、勝利の立役者となった浅野。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)
日本代表は10月12日、カタール・ワールドカップ(W杯)のアジア最終予選でオーストラリア代表とホームで対戦。田中碧が開始8分で幸先よく先制点を挙げるも、その後の追加点の決定機を仕留められずにいると、70分にペナルティエリア手前からのFKをアイディン・フルスティッチに叩き込まれる。
それでも自動出場権獲得へ勝利が必須の日本は猛攻を仕掛け、土壇場の86分に思いが結実する。左サイドから途中出場の浅野拓磨が左足で放ったシュートが、最後は相手DFに当たってゴールに吸い込まれた。
試合はこのまま2-1で終了。同一大会のW杯予選新記録となる11連勝中だった難敵から大きな勝点3を奪った。
それでも自動出場権獲得へ勝利が必須の日本は猛攻を仕掛け、土壇場の86分に思いが結実する。左サイドから途中出場の浅野拓磨が左足で放ったシュートが、最後は相手DFに当たってゴールに吸い込まれた。
試合はこのまま2-1で終了。同一大会のW杯予選新記録となる11連勝中だった難敵から大きな勝点3を奪った。
勝利の立役者となった浅野は試合後、「絶対に自分が試合を決めるという気持ちでピッチに入ったので、ゴール内にボールが入ったときはホっとというか、嬉しいというか、もう(感情を)爆発させすぎてジャガーポーズするのを忘れてました」と振り返った。
来月にはいずれも敵地で、11日にベトナム、16日にオマーンと相まみえる。一戦必勝の戦いが続くなかで今後に向けては「僕らが今崖っぷちにいるとことは全員が承知していることですし、だからといって誰一人あきらめている選手はいない。今日勝点3を獲りましたが、厳しい状況には変わりないのでここからまた全員が自分のチームに戻ってもっともっと成長して、また代表のピッチで全員が全力でプレーできるように頑張っていくしかない」と、7大会連続でのW杯出場へ気を引き締めた。
最終予選は残り6試合。グループ首位のオーストラリア撃破の勢いそのままに、ここから一気に反攻となるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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