「なぜ日本ではストライカーが育たないのか?」本田圭佑が海外との比較論を展開!「良くも悪くも二ホンは…」

2021年10月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

生配信でファンからの質問に回答

本田が日本サッカーの「積年の課題」に持論を述べた。 (C)Getty Images

 日本サッカーにおける積年の課題ともいえるテーマに、本田圭佑が意見を述べた。

 自身のYouTubeチャンネルの生配信で、フォロワーとやり取りをした本田が、「日本ではなぜストライカーが育たないのか?」という質問に対して回答した。

「日本ではストライカーと、センターバック、ゴールキーパーが育ちにくい」と指摘した35歳は、「理由を話すと長くなり、短く喋ろうとするほど誤解されがちなんですけど…」と前置きしたうえで、こう持論を語っている。

「やっぱり文化的、人種的なものがすごく絡んでいる。例えば、キーパーやセンターバックだったら、身体のデカさを求められる中で、日本人は身体のデカい人種ではないので、(そもそも)母数が少ないというのが理由として挙げられますよね」

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 そして本題のストライカーについては、「日本は良くも悪くも空気を読む文化があるでしょ。ストライカーは空気を読んでいたらダメなんですよね。そういう中でストライカーが育つのは極めて困難」と語り、こう続けている。

「アメリカやヨーロッパのように、自分の我を出してそれを評価してもらえる文化を持っている場所はストライカーが生まれやすいですよね。アフリカとかブラジルとかもまさにそうじゃないですか。自由な感じですよね。だから優秀なストライカーが生まれるんだと思います」

 日本を含めて、4大陸9か国のクラブでプレーした本田らしい見立てと言えるかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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