「アジアで最も豪華だが…」豪紙が決戦を前に“ライバル”の不振を報道。指揮官は「日本はプレッシャーを感じている」

2021年10月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「3戦2敗でわずか1得点しか挙げていない」

アーノルド監督が、12連勝のかかる日本戦へ意気込みを語った。(C)Getty Images

 オーストラリアが、次戦の対戦相手である日本を多分に意識している。

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 5大会連続6度目のワールドカップ(W杯)出場を目指すオーストラリアは10月8日、アジア最終予選でオマーンと対戦し、3-1で快勝。無傷の3連勝とし、得失点差でグループBの首位に躍り出た。この結果に対し、現地の有力紙『Sydney Morning Herald』は「サッカルーズ(オーストラリア代表の愛称)がオマーンを破り、日本にプレッシャーを与える」とし、こう報じているのだ。

「サッカルーズのグラハム・アーノルド監督は、火曜夜に埼玉で行なわれるW杯予選を前に、日本に挑戦状を叩きつけた。この試合でサッカルーズを倒さなければ、2022年のカタール大会へのストレートインが厳しくなるライバルにプレッシャーを与えたのだ。

 オーストラリアは金曜の朝に実施されたオマーン戦でも3-1で勝利と、W杯予選で完璧な成績を収めて日本に旅立つ。これでグループステージ3勝目となり、3戦2敗でわずか1得点しか挙げていない日本との勝点差を6に広げている。サムライブルーはほぼ間違いなく、アジアで最も豪華なメンバーを擁しているが、最終予選では不振で、選手や監督のハジメ・モリヤスにはプレッシャーが蓄積している」
 
 南半球の雄は、2次予選を8戦全勝で終え、最終予選でも中国、ベトナム、そしてオマーンを破り、W杯予選11連勝と記録的な快進撃を続けている。同紙によれば、アーノルド監督はそうした好調さを踏まえ、オマーン戦後に日本戦へ向け、以下のように意気込みを示している。

「日本は3試合中1試合しか勝っていないので、プレッシャーを感じているのは間違いない。私たちはフィールドに出るたびに、試合に勝つことを期待している。火曜日にもそうするよ。とにかく今は回復と、日本戦へ選手の準備を進め、そして12連勝を目指すよ」

 意気軒昂に来日するサッカルーズとは打って変わり、手痛い黒星を喫し、サウジアラビアから帰国するサムライブルー。大一番の埼玉決戦を落とすようだと、いよいよ後がない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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