「差別的なジャスチャーがあった」吉田麻也がサウジサポーターの行為に激怒「非常に残念です」

2021年10月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「受け入れられないものは受け入れられない」

吉田がサウジサポーターのリスペクトに欠けた行為に怒りを露わにした。写真提供:JFA

 日本代表の吉田麻也がアウェーのサウジアラビア戦後、相手サポーターから受けたリスペクトに欠ける行為に怒りを露わにした。

 問題のシーンは0-1で敗戦を喫したサウジアラビア戦の試合後、吉田がフラッシュインタビューを受けるため、マイクの前に立った際に起きた。目の前にあるスタンドにいるサポーターに何かを言われたようで、指を差しながら激しい剣幕で客席に近寄り激怒。その後、日本のスタッフに止められた吉田は、冷静さを取り戻してインタビュースペースへと戻っていった。

 このことに対して吉田は、「差別的なジャスチャーがあったので、一回はっきり言いました」と説明し、心境を明かした。
 
「もちろん彼ら(サウジアラビア)は、耐え忍んでひとつのチャンスをものにして勝ったので勝利に値するし、それは素晴らしいことだと思う。ただ、受け入れられないものは受け入れられない。前回の予選のときもそうだったので、ちょっと許しがたいなと思いました。僕らは前回のホームの予選でも、決してリスペクトを欠いたことはないし、日本のファンも同じくリスペクトを欠いた行為はなかったと思うので、今回は非常に残念です」

 差別的な行為がどのようなものだったかについては、「事務方からFIFAやAFCにレポートが行くようにするのでここでは控えます」と詳しい詳細については言及を避けた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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