「友人を作るのは簡単ではない」ウーデゴーがマドリー時代の苦悩を明かす!「アーセナルでとても幸せだ」

2021年10月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

アーセナルとマドリーの大きな違いとは?

ウーデゴーが苦いマドリー時代を振り返った。(C)Getty Images

 アーセナルのノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーが、レアル・マドリー時代の苦悩を語った。スペイン紙『Marca』が10月6日付けで伝えている。

 現在22歳のウーデゴーは、2014年4月に弱冠15歳にして、母国のストレームスゴドセトで、同リーグ史上最年少でデビューを果たすと、翌年1月にマドリーと契約。以降はヘーレンフェーンやレアル・ソシエダでのレンタルを経験し、2020-21シーズンに"白い巨人"へ復帰するも、ジネディーヌ・ジダン監督の信頼を掴めなかった。

 ただ、今年1月に出場機会を求めて期限付きで加入したアーセナルでは、溜まった鬱憤を晴らすかのように自慢の攻撃センスを存分に発揮。ミケル・アルテタ監督からのラブコールに答え、今夏に完全移籍していた。

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 イングランドでキャリアを着実に立て直している"神童"は、ノルウェー放送局『TV2』で、世界屈指の名手が顔を揃えるマドリーで過ごした日々をこう振り返っている。
 
「トップチームでもカスティージャ(Bチーム)でも、困難な時期があった。しかし、最高の人の近くにいることで、僕は強くなった。マドリーのおかげで成長できたと思っているし、(セルヒオ)ラモスやクリスチアーノ(ロナウド)のような選手から学ぶことができた」

 ただ、プレー面のほか、コミュニケーションの面でも少なくない苦労があったようだ。

「トップレベルにいると、友人を作るのはそれほど簡単ではない。僕は異なる文化から来たので、ドレッシングルームに溶け込むのは簡単ではなかった。大変だったけど、それが自分を強くしてくれたし、経験して良かったと思っている」

 そしてウーデゴーは、今年1月からプレーするアーセナルとマドリーは「大きな違いがあると言える」とコメント。「アーセナルでとても幸せだ。とても素敵なドレッシングルームがある」と続けている。

 現在は、エースでキャプテンのピエール=エメリク・オーバメヤンや、生年月日が1か月しか違わない冨安健洋らと、心身ともに充実した日々を過ごしていることが窺える。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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