「イタリアでは絶対にない」冨安健洋が明かしたセリエAとプレミアの“違い”。「イングランドのほうがハイレベル」と語ったのは?

2021年10月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「テーマ」として挙げたのは…

セリエAとプレミアリーグの違いについて言及した冨安。(C)Getty Images

 今夏にボローニャからイングランドの名門アーセナルへ移籍を果たした冨安健洋が、セリエAとプレミアリーグの"違い"について語っている。

 ベルギーのシント=トロイデンで研鑽を積み、19年夏にイタリアへ渡った日本代表DFは、1年目は主に右SB、2年目は主にCBでプレー。"守備の国"で名CBだったシニシャ・ミハイロビッチ監督の指導を受け、ビッグクラブが注目する存在へと成長を遂げた

 そして、アーセナルへとステップアップ移籍を果たした22歳は、DAZNで配信中の『内田篤人のFOOTBALL TIME』の中で紹介された独占インタビューで、プレミアリーグについて「試合のインテンシティはセリエAより高いと思う」と語った。

「(デビュー戦となった)ノーリッジ戦の最初の方にスライディングタックルを食らったんでけど、セリエAでは絶対にないタックルだと感じた。インテンシティや球際はプレミアリーグのほうがハイレベルだと思います」
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 それでも、最初の3試合では、何シーズンもプレミアでプレーしているかのような堂々としたプレーを披露。「ドリブルで一度も抜かれていない」というスタッツも話題となった。ただ、本人は競争が厳しいビッグクラブでは常に好パフォーマンスを維持する必要があると考えているようだ。

「試合で周りを納得させるようなプレーをしないといけない。チームメイトやファン・サポーターに自分の価値を証明しなければいけない。継続することと価値を証明することを、テーマとしてやっていきたい」

 このインタビューの後に行なわれた自身4試合目のブライトン戦では、対峙したスペイン代表DFマルク・ククレジャとのマッチアップで後手に回り、初めてネガティブな評価をする現地メディアも少なくなかった。

 ただ、挑戦は始まったばかり。これまでもプレミアのスピードやインテンシティに慣れるまでに時間がかかった選手はごまんといた。それに比べれば、順調すぎるほどのスタートと言えるだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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