「誹謗中傷で理性を失った」久保同僚DFの“敬意を欠く一言”に温厚なレバンテ指揮官がブチギレ! 両軍入り乱れての乱闘に発展

2021年10月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

指揮官の妻を侮辱するような発言も?

レバンテのパコ・ロペス監督への暴言が衝突の原因となった。(C)Getty Images

 10月2日に行なわれたラ・リーガ第8節で、久保建英が所属するマジョルカは、ホームでレバンテと対戦。1‐0で5試合ぶりの勝利を挙げている。

 膝の故障で戦線離脱中の久保が松葉杖姿でスタンド観戦したこの試合で、両軍入り乱れての乱闘が起きたのは、ハーフタイムに突入した直後だった。

 スペイン紙『MARCA』は「パコ・ロペスはマッフェオからの誹謗中傷で理性を失った」と題した記事で、「『Movistar』がマジョルカのDFパブロ・マッフェオが、レバンテのパコ・ロペス監督に『黙れ、(お前は)あと2日だ』と罵ったと明らかにした」と紹介している。

 解任まであと2日という意味だろう。「耐え難い敬意の欠如」と綴ったスペイン紙『La Razon』は、指揮官の妻を侮辱するような発言もあったと伝えている。

 いずれにしても、マッフェオの一言がきっかけでドレッシングルームに引き上げる両軍が入れ乱れての揉みあいとなる事態となり、レバンテのアシスタントコーチであるトニ・ロペスにレッドカードが出されている。
【動画】久保がスタンド観戦の試合で…ハーフタイムに両チームが入り乱れての大乱闘
 
 記事によれば、そもそもマッフェオが汚い言葉を吐いたのは、前半アディショナルタイムに、マジョルカがFKを得た際、レバンテのFWロジェール・マルティがボールを大きく蹴り出したため、2枚目のイエローカードを出すようにレフェリーに要求。その際に、パコ・ロペス監督から何事かを言われたようだ。

 試合後、マッフェオは自身のSNSを更新。「ストレスが原因で間違いを犯すこともある。 起こったことを謝罪したい。これからは注意し、このことを教訓にしたい」と謝罪した。

 試合後の会見で、「ピッチで起こったことは話したくない」とこの件について多くを語らかったパコ・ロペス監督だが、普段は比較的温厚な指揮官の豹変ぶりに、現地では驚きが広がっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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