冨安健洋がフル出場のアーセナルはブライトンとスコアレスドロー。堅守を崩せず、リーグ戦の連勝は3でストップ

2021年10月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

右SBでリーグ戦4試合連続のスタメン

デビューから4戦連続で先発した冨安。(C)Getty Images

 現地時間10月2日に開催されたプレミアリーグ第7節で、10位のアーセナルは6位のブライトンと敵地で対戦。冨安健洋が右SBで、リーグ戦4試合連続で先発に名を連ねた。

 開幕3連敗から冨安デビュー後は3連勝と、調子を上げてきたアーセナルは鋭い出足で、立ち上がりから攻勢をかけるもチャンスを作り出すことはできない。

 中盤以降は6試合で4勝と好調のブライトンに押され、21分にはピンチ。左サイドからのクロスに対し、GKラムスデイルがキャッチせず、ワンバウンドさせたところでボールを奪われ、最後はダンクに押し込まれそうになるが、シュートはクロスバーの上を越える。

 さらに30分には冨安が敵陣中央でボールロストし、ショートカウンターを食らうが、古巣対戦となったホワイトの決死のシュートブロックで難を逃れる。

 アーセナルは40分に冨安からパスを受けたサカが右サイドを持ち上がり、最後はトーマスがエリア外から右足を振り抜くも、ゴール右に外れる。
 
 前半をスコアレスで終えると、後半に入って53分にはオーバメヤンが抜け出し、GKと1対1となるも、必死に戻ったダフィのスライディングでのクリアに遭う。このプレーは、結局オフサイドだった。

 リーグで4番目に失点の少ないブライトンの堅守を崩せないなか、アウェーチームは63分にウーデゴーに代えてペペ、72分にオーバメヤンに代えてラカゼットを送り込む。

 すると、76分にはラカゼットのポストプレーから、スミス・ロウがハーフウェイライン付近から一気にペナルティエリア右まで持ち運び、そのまま右足でフィニッシュするも、相手守護神サンチェスに阻まれる。

 結局、その後もゴールは生まれず、0-0で終了。アーセナルはリーグ戦4連勝とはならなかった。

 フル出場した冨安は、前半こそピンチを招くミスや、縦への突破を許す場面もあったが、後半はチャンスを生むパスや、落ち着いた守備対応でクリーンシート達成に貢献している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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