ユベントスのダニーロが恩師について語った。スペイン紙『Marca』が10月２日付けで伝えている。

　30歳のブラジル代表DFは、2009年に母国のアメリカMGでプロデビュー。サントスとポルトを経て、2015年にレアル・マドリー入りを果たし、マンチェスター・シティ、ユベントスと世界屈指のビッグクラブを渡り歩いてきた。

　その間、ジネディーヌ・ジダン、ジョゼップ・グアルディオラ、マッシミリア―ノ・アッレーグリと、名立たる名将の下でプレーしてきたダニーロは、イタリア紙『La Repubblica』のインタビューで、「僕は幸運だった。彼らはそれぞれ違うが、全員が勝者だ。僕はその全てから学ぼうとした」と、自身が師事した歴代指揮官を回想。「見方を変えたのはグアルディオラの時だ。怪我であまりプレーできなかったけどね」と続けた。

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「彼といい関係を築くのが簡単ではないことは事実だ。彼は決してリラックスせず、常にサッカーのことを考えている。家でも夜、妻をピッチ上の選手のようにソファに座らせているのではないだろうか」

　そして、現在のボスであるアッレーグリについては、「彼からは、まだ教えてもらっていないことを学ぼうとしている。（これまでの監督とは）全く違うことを求めてくるんだ。僕はきっと、より強くなると思う」と語った。

　ユベントスは開幕直後こそ苦戦を強いられながら、ここにきて公式戦５戦４勝と調子を上げてきた。キャリアを通じてバリエーション豊かなDNAを享受してきたダニーロは、新たな指揮官の下で、王座奪回に貢献できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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