「冒険には前向きだけど…」伊東純也はヘンクと契約延長へ? 現地紙に“相棒”オヌアチュとの連携や未来の展望も明かす

2021年10月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

ヘンクの”レジェンド”となるか?

ベルギーで活躍を続けている伊東。(C)Getty Images

 ベルギー1部ヘンクに所属する日本代表MF伊東純也は、今シーズンも好調だ。ここまで公式戦15試合に出場し、1ゴール・5アシストを記録。ヨン・ファン・デンブロム監督の信頼も厚く、3トップを形成するポール・オヌアチュやテオ・ボンゴンダとともにチームの攻撃をけん引している。

 現地紙『Het Belang Van Limburg』は「今シーズンもヘンクにとって欠かせないコマである」と評した伊東にインタビューを実施。5アシストのうち4本がオヌアチュへのアシストであり、ゴールに結びつかなくても、右サイドから中央へ上がるクロスの数は群を抜いて多いと指摘しており、そのホットラインを「素晴らしい」と絶賛した。

 伊東はそれを受けて、オヌアチュのことは「反射的に探している部分がある」と認めている。

「一緒にプレーする時間が長ければ長いほど、連携はスムーズになる。システムも助けになっているし、屈強なストライカーがひとりいれば、素早いクロスでも、時間をおいて動き出すにしても、たいていは中央に見つけられる。特に、オヌアチュはいつも動き出しているので、すぐに見つけられる」
 
 また、そのナイジェリア代表ストライカーとの間には「特別な会話はない」とも明かした。

「お互いを理解するために、言葉はほとんど必要ないと思っている。クロスを蹴るタイミングや蹴るポイントについては、一定の取り決めがある。あとは本能の問題で、サッカーでは常にチームメイトを感じなければならない」

 そして、2023年6月まで結んでいるクラブとの契約についての質問には、このように述べた。

「交渉は順調に進んでいると思う。もちろん、ヨーロッパのトップレベルでプレーすること、冒険することには前向きだ。でも、ここでの生活もとても楽しんでいるんだ」

 現在28歳の伊東。今夏には獲得に関心を持つクラブの名を現地メディアが報じるなど、去就にも注目が集まっていた。 

 ヘンクに残留してレジェンドとなるか、さらなる新天地を求めるのか。今後の動向は、現地でも大きな関心事となっているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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