「ゴミのようなチームに勝って優勝気取りか」冨安健洋らを“Bチーム”と酷評したトッテナムOBが辛辣コメント「バカげている」

2021年10月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

一方でイアン・ライトは再び高評価を…

喜ぶアーセナルファンに辛辣な言葉を発したオハラ氏(左)。(C)Getty Images

 今夏に日本代表DF冨安健洋が加入したアーセナルが、復調を遂げているのは周知のとおりだ。先日行われたトッテナムとのノースロンドン・ダービーも3-1で勝利を収め、リーグ開幕3連敗を喫した後、カップ戦を含めた公式戦4連勝と波に乗っている。

 右SBとして先発を続けている冨安に対しては、クラブOBをはじめ元選手たちから称賛の声が上がっている。だが、必ずしも前評判が高かったわけではない。

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 例えば、元トッテナムの選手であるジェイミー・オハラは、ダービー前に出演した英メディア『talkSPORT』のポッドキャストで、アーセナルの補強を「Bチームの選手ばかり」と酷評。「ベン・ホワイトやアーロン・ラムズデイルなど見劣りする戦力。1億3500万ポンド(約175億5000万円)をドブに突っ込んだようなものだ」と発言し、話題を集めていた。

 しかし、結果はアーセナルの快勝。しかもオハラが批判した新戦力たちが躍動し、トッテナムを粉砕してみせた。

 現地メディア『football.london』は この結果を受けて、27日に再び同番組に出演したオハラが「アーセナルの現状を皮肉った」と伝えている。
 
「あなたがた(アーセナル)は9ポイントを獲得したが、まるでリーグで優勝したかのようなはしゃぎぶりだ。これは恥ずかしい。プレミアリーグのクラブのなかで、最も大きな転落といえる。かつては毎週のようにマンチェスター・ユナイテッドとタイトルを争っていたのに。

 今やゴミのようなスパーズに勝って、まるでヨーロッパを制したかのようなはしゃぎようだ。アーセナルのファンの皆さん、しっかりしてくれ。バカげているよ。かつてはパトリック・ヴィエラ、デニス・ベルカンプ、ティエリ・アンリがいて、上位のチームを打ち負かしていたじゃないか。まったく、フットボール史に残る没落だ」

 しかし、アーセナルのレジェンドOBであるイアン・ライトはこれを「負け惜しみ」と一蹴。『Wrighty’s House Podcast』の出演時にこのように語った。

「騒音があるようだが、私はトミヤスに大きな拍手を送りたいよ。彼と契約した際にこき下ろしていた司会者や、ダービーで敗れたチームのOBが無礼なことを語っているが、彼はまだ決定的な場面でデュエルに負けたシーンがないし、素晴らしい姿をピッチで見せている。それは彼の能力であることはもちろん、チームに何か起きている証だと思っている」

 公式戦4連勝と波に乗るアーセナルは、10月2日にブライトンと対戦する。現在6位のチームを相手に、最下位から10位まで浮上した名門は5連勝を飾ることができるのか。冨安のパフォーマンスにも注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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