【J1採点&寸評】C大阪1-2鹿島|2得点の上田が逆転勝利の立役者。原川は先制点をクールに決める

2021年09月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

C大阪――不名誉なジンクスを払拭できず

【警告】C大阪=大久保(35分) 鹿島=安西(18分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】上田綺世(鹿島)

[J1第30節]C大阪1-2鹿島/9月26日/ヨドコウ桜スタジアム

【チーム採点・寸評】
C大阪 5.5
終盤に訪れた好機を逃す一方で、その直後に不運な形からPKを献上。試合の明暗が分かれた。対鹿島戦のホームゲームはこれで9連敗、なおかつリーグ戦9試合連続未勝利と、不名誉なジンクスを払拭できずにいる。

【C大阪|採点・寸評】
GK
21 キム・ジンヒョン 5.5
最後の砦として踏ん張っていただけに2失点にはもどかしさを募らせた。終了間際のCKでは相手ゴール前に現われ、何とかしようとする気持ちがうかがえた。

DF
2 松田 陸 5
「ボールが奪える」と判断し、激しく行ったところで入れ替わられるなど、スピード豊かな松村に手を焼いた。

DF
14 丸橋祐介 5
前節の浦和戦でJ1通算300試合出場。キックオフ前に花束を贈られた。勝利で華を添えたかったが、守備に追われるばかりで、得意のクロスやシュートを見せられなかった。
 
DF
15 瀬古歩夢 5
相手のスパイクの紐に足が絡んで、PKを与えてしまった。アクシデントのようなファウルに断罪はできないものの、ボックス内での対応だけに多少の慎重さが必要だった。

DF
33 西尾隆矢 5.5
冷静かつ激しいデュエル、正確なフィード、きめ細かな立ち位置の修正など、試合開始から万能CBの本領発揮。唯一、悔やまれるのは相手FWに目の前に入られた同点シーンだろう。

MF
4 原川力 6.5
中盤でのボール奪取から左サイドに展開。足を止めることなく、最終ラインの背後にまで走り込んだ。乾からのリターンスルーパスを受け、左足ワンタッチでクールに決めた。

MF
17 坂元達裕 6
鹿島の厳しいプレスに負けまいと身体を張った。ファウルで倒されることも少なくなく、それは要注意人物のあかしでもあった。
 

次ページC大阪――乾は高いスキルを披露

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事