三好康児は先発、三笘薫が途中出場のベルギー日本人対決。アントワープが逆転勝利で上位対決を制す!

2021年09月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

ピッチ上での直接対決は実現せず

ともにベルギーでプレーする三笘(左)と三好(右)。 (C)Getty Images

 現地時間9月26日、ベルギー・リーグ第9節が行なわれ、前節終了時点で2位のユニオン・サンジロワーズ対5位のアントワープが対峙し、熱戦が繰り広げられた。

 日本人選手では、ユニオンSGの三笘薫はベンチスタート、アントワープの三好康児は先発した。

 試合の主導権を握ったのは、ホームにユニオンSGだった。開始直後こそ三好らアウェーチームの攻撃陣に翻弄されたが、粘り強く守り切り、20分過ぎからは優位に試合を進めた。42分、左サイドから切り崩し、テウマがゴールネットを揺らしたものの、これはオフサイドで無効に。しかし、直後の43分にDFラインからGKへのバックパスを奪ったウンダフがゴールに流し込み、先制した。
 
 追うアントワープは61分に三好、サマタら前線の3枚替えでエッゲシュタインらを投入。この采配が的中し、70分にフレイが豪快なヘディングシュートを叩き込んで同点とする。

 すると75分、ユニオンSGは三笘とライネンをピッチに送り込む。2トップの一角に収まった三笘は入るなりドリブルで左サイドから仕掛け、CKを獲得するなど意欲的にプレーした。

 だが、79分に途中出場のベンソンが左サイドから駆け上がり、角度のないところからシュートを決め、逆転に成功。

 86分、三笘がバイタルエリアで右足を振り抜き、鋭いシュートを放つが、この日何度も良いブロックを見せたGKビュテズに弾き出された。

 試合はそのまま1-2でアウェーのアントワープが勝利。三笘と三好はフィールドでの直接対決は叶わなかった。負けたユニオンSGは4位に後退し、アントワープは3位に浮上している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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