森社長はLINEで熱いメッセージを送る
群馬への加入が決まった細貝(中央)。森社長(左)、松本強化部長(右)も驚いたことを明かした。(C)THESPA
ザスパクサツ群馬に加入した細貝萌が9月24日、オンラインで加入会見に臨んだ。
前橋育英高を卒業し、2005年に浦和レッズでプロキャリアをスタートさせた細貝は、ドイツのレバークーゼン、アウクスブルク、ヘルタ・ベルリン、トルコのブルサスポルでプレーした後、17年3月に柏レイソルに移籍。さらにその後は、タイのブリーラム・ユナイテッド、バンコク・ユナイテッドに在籍し、今年5月にフリーだった。
J1では通算120試合・5得点。ドイツのブンデスリーガ1部で通算102試合・3得点。日本代表では30試合出場を誇る実力者が、なぜこのタイミングで群馬入りを決断したのか、その理由を語る。
「僕自身、群馬県出身の選手として、昔からザスパクサツ群馬はすごく気持ちのところにあったクラブのひとつです。正直なところを言うと、海外か日本かというところでも迷ってはいたんですけど、早い段階でザスパクサツ群馬から話をいただいて、いろいろ考えるなかで、やはり最後は地元に帰ってプレーしたいという決断をしました」
始まりは細貝の"逆オファー"だった。
「タイのクラブとの契約の話をしたり、他のクラブからオファーをもらったりしたタイミングで、実は僕から仲介人を通してザスパクサツ群馬さんのほうに話をしてくれないかと話をしたんです。仲介人のほうから松本大樹さん(強化部長)に連絡をしてもらったという感じです」だと、明かしている。
前橋育英高を卒業し、2005年に浦和レッズでプロキャリアをスタートさせた細貝は、ドイツのレバークーゼン、アウクスブルク、ヘルタ・ベルリン、トルコのブルサスポルでプレーした後、17年3月に柏レイソルに移籍。さらにその後は、タイのブリーラム・ユナイテッド、バンコク・ユナイテッドに在籍し、今年5月にフリーだった。
J1では通算120試合・5得点。ドイツのブンデスリーガ1部で通算102試合・3得点。日本代表では30試合出場を誇る実力者が、なぜこのタイミングで群馬入りを決断したのか、その理由を語る。
「僕自身、群馬県出身の選手として、昔からザスパクサツ群馬はすごく気持ちのところにあったクラブのひとつです。正直なところを言うと、海外か日本かというところでも迷ってはいたんですけど、早い段階でザスパクサツ群馬から話をいただいて、いろいろ考えるなかで、やはり最後は地元に帰ってプレーしたいという決断をしました」
始まりは細貝の"逆オファー"だった。
「タイのクラブとの契約の話をしたり、他のクラブからオファーをもらったりしたタイミングで、実は僕から仲介人を通してザスパクサツ群馬さんのほうに話をしてくれないかと話をしたんです。仲介人のほうから松本大樹さん(強化部長)に連絡をしてもらったという感じです」だと、明かしている。
その後、クラブから正式オファーが届き、森統則社長からの熱意のあるLINEメッセージに胸を打たれ、加入を決断したという。
ただクラブ側は実現の可能性が低いと見ていたようで、松本強化部長、森社長は揃って「そもそも来てくれるとは思っていなかったので、『まさか』という感じだった」と口にしている。
また松本強化部長によれば、エースの大前元紀も「(細貝と)個人的にもつながりがあるので、『よく来てくれた』と言いつつも、『まさか』と感じで言っていました」という。
23日にチームに合流してから会見までの2日で、すでにこの百戦錬磨のボランチの加入効果も見て取れているようだ。
松本強化部長は「これだけガラッと変わるのかというところもあります。パーソナリティも素晴らしいので、本当に模範になるというところは期待しています」と語った。
細貝自身も覚悟は相当だ。
「僕はサッカー選手としてベテランではありますけど、自分のなかで成長できると思っていますし、僕自身はサッカーが上手な選手ではないので、常に情熱を持ってやっていきたいと思います。若い選手が多いなかで、質問にはできるだけ答えたい。選手個人のためになるというところで、チームと接していければいいなと思っています。試合に絡むのはいつになるか分からないが、ひとつのピースとして、勝点50のために努力していきたい」
35歳のボランチは新しいチャレンジに向けて抱負を述べた。
構成●サッカーダイジェスト編集部
ただクラブ側は実現の可能性が低いと見ていたようで、松本強化部長、森社長は揃って「そもそも来てくれるとは思っていなかったので、『まさか』という感じだった」と口にしている。
また松本強化部長によれば、エースの大前元紀も「(細貝と)個人的にもつながりがあるので、『よく来てくれた』と言いつつも、『まさか』と感じで言っていました」という。
23日にチームに合流してから会見までの2日で、すでにこの百戦錬磨のボランチの加入効果も見て取れているようだ。
松本強化部長は「これだけガラッと変わるのかというところもあります。パーソナリティも素晴らしいので、本当に模範になるというところは期待しています」と語った。
細貝自身も覚悟は相当だ。
「僕はサッカー選手としてベテランではありますけど、自分のなかで成長できると思っていますし、僕自身はサッカーが上手な選手ではないので、常に情熱を持ってやっていきたいと思います。若い選手が多いなかで、質問にはできるだけ答えたい。選手個人のためになるというところで、チームと接していければいいなと思っています。試合に絡むのはいつになるか分からないが、ひとつのピースとして、勝点50のために努力していきたい」
35歳のボランチは新しいチャレンジに向けて抱負を述べた。
構成●サッカーダイジェスト編集部