「失敗以上にファンを怒らせた」マドリー戦で痛恨ミスの久保同僚DFの行動にマジョルカサポが激怒! 本人は釈明「彼女がサプライズで…」

2021年09月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ファンの皆様もご理解いただければ幸いです」

ミスの後の振る舞いが批判されたガヤ。本人の釈明は? (C)Getty Images

 リーガデビューを飾った21歳の若者には、辛い夜になってしまった。

 現地時間9月22日に開催されたラ・リーガ第6節で、久保建英が所属するマジョルカは首位のレアル・マドリーとアウェーで対戦。1‐6の完敗を喫した。

 まさかのミスが起きたのは開始わずか3分だった。マジョルカが最終ラインでボールを回していると、CBジョゼップ・ガヤがトラップミス。これに慌てて、足を滑らせている間にボールを敵FWカリム・ベンゼマに奪われ、先制ゴールを献上してしまうのだ。
【動画】久保同僚DFがトップデビューから3分で犯したまさかの痛恨ミス

 この開始早々に失点で、マジョルカのプランが狂ってしまったのは言うまでもない。Bチーム所属のガヤは、これがトップチームのデビュー戦で、しかもサンティアゴ・ベルナベウのマドリー戦だ。緊張もあったのだろう。
 
 マジョルカの地元紙『Diario de Mallorca』によれば、「このミス以上に、ガヤの試合後の行動にマジョルカのファンが激怒している」という。

 記事によれば、試合後にチームバスの前で、ガヤが友人たちと楽しそうに話しているところでテレビのインタビューを受け、その様子がお茶の間に伝わってしまったのだ。「ミスをしたくせに、なぜ楽しそうにお喋りをしている?」という非難だったのだろう。
【動画】ガヤが恋人や友人とワイワイ…ファンを激怒させたインタビュー
 
 こうした批判に対し、本人はインスタグラムで次のように釈明している。

「僕は敗北で打ちのめされたバスに乗っていた。元気づけてもらおうと彼女に電話をしたら、サプライズで(試合を観に)マドリードに来ていたんだ。ただ、(バスのところまで)通過することができなかったので、彼女と話をするためにバスで出なければならなかった。そして、僕に会いに来た友人も何人かいた」

 そして、「僕は、自分でも何をしているのかわからずにここにやってきた。テレビで質問されたのも初めてだった。大変な夜だったので、ファンの皆様もご理解いただければ幸いです」と綴り、「僕はいつもこのエンブレムのためにすべてを懸けてきた。そして、これからもそうしていきます」と続けている。

 この言葉に、サポーターの怒りも静まったことだろう。ほろ苦いデビューとなってしまったが、この経験がこれからスタートするガヤのプロキャリアに必ず活かされるはずだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】ヒールでボールを浮かせて…久保建英が披露した驚愕のテクニック

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