レアル・マドリーに所属するスペイン代表FWマルコ・アセンシオが、自身のキャリア初のハットトリックに喜びを爆発させている。

　現地時間９月22日に行なわれたラ・リーガ第６節でR・マドリーは久保建英が所属するマジョルカと対戦し、６-１で大勝。このうち３得点を奪ったのがアセンシオで、勝利の立役者となった。

　現地紙『MARCA』によれば、試合後には「本当にうれしい。この瞬間を掴むために努力をしてきたんだ。成長させてくれた、思い入れのあるクラブとの特別な試合だった。チーム内の競争は激しいけれど、準備はできている」とコメントしたようだ。

　そして、キャリア初の快挙にも、アセンシオは試合中にかつての古巣相手に過剰なセレブレーションは見せなかった姿勢が「リスペクトに満ちている」と称えられている。
 

　また、本人は試合後に自身のSNSを更新。「ハットトリック」というコメントとともに、メモリアルボールを腕に抱え、笑顔を浮かべている写真を公開した。

　同僚のヴィニシウス・ジュニオールやカゼミーロが祝福のコメントを残しているほか、ファンからは5000件以上のコメントが寄せられた。「君は素晴らしい」「マドリーで輝く！」「この時を待ってた」「マジシャンが降臨していた」といった称賛のほか、「マルコに決められてくやしいけどうれしい」「リスペクトを感じた、ありがとう」といった古巣のファンからの声も見られた。

　カルロ・アンチェロッチ監督が就任して以降、R・マドリーでは熾烈なポジション争いが繰り広げられている。古巣相手に奮闘した25歳のアタッカーは、監督の起用に応えたと言えそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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