現地時間９月21日に開催されたベルギー・カップ５回戦のレブベーケ（５部相当）で、初先発にしてベルギー初ゴールを決めたのがロイヤル・ユニオン・サン＝ジロワーズの三笘薫だ。

　今夏に川崎フロンターレから移籍したブライトンよりレンタルで加入したアタッカーは17分、敵陣の左寄りで味方とパス交換し、戻ってきたボールを左足で捉えて、鋭いシュートをネットに突き刺す。これが７‐０の大勝の呼び水となる先制ゴールとなった。
【動画】パス交換から左足を一閃！三笘薫が決めたベルギー初ゴールをチェック！

　このゴール以外でも、自慢の打開力で再三チャンスを作り出したニューカマーに、現地ベルギーのメディアも注目しているようだ。
 

『DH』は「ファーストタッチでセンセーションを巻き起こしたミトマは、急加速と狭いスペースでのプレーに気をよくしたようだ」と綴り、こう続けている。

 「ゴールから数メートルのところでチャンスを逃したが、この日本人は前半にゴールを決め、良いパフォーマンスを披露した。彼のスピーディーなプレーと素早く判断を下す能力は、フェリス・マッズ監督の構想の中で居場所を見つけるのに間違いなく役立つだろう」

　また『HLN』は、決定力不足を指摘しつつも、「素晴らしいパフォーマンスを見せた」と称賛。『LE SOIR』も、「ブライトンからレンタルされている期待のミトマは失望させなかった」と伝えている。

　格下相手のカップ戦とはいえ、初スタメンで好印象を与えた三笘。今後の爆発を期待させるパフォーマンスだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】試合後にチームメイトとともに喜びを分かち合う三笘

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