ザスパクサツ群馬に元日本代表MF細貝萌が加入!3年ぶりのJリーグ復帰に

2021年09月23日 サッカーダイジェスト編集部

J1では通算120試合・5得点。ドイツ1部で通算102試合・3得点

経験豊富な細貝。群馬を残留に導けるか。(C)THESPA

 ザスパクサツ群馬が9月23日、元日本代表MFの細貝萌の加入を発表した。背番号は33番。発表当日からチームに合流しており、25日の千葉戦のハーフタイムにファン・サポーターに向けて挨拶をする予定だという。

 前橋育英高出身の細貝は、主戦場のボランチ以外に、CB、SBなどをマルチにこなす。

 2005年に浦和レッズでプロキャリアをスタートすると、10年冬にドイツのレバークーゼンへ移籍(11年冬まではアウクスブルクへレンタル移籍)し、13年5月にヘルタ・ベルリンに加入。

 その後、トルコのブルサスポルに1年間在籍したのちに、16年7月にシュツットガルトへ。17年3月には柏レイソルで一時Jリーグ復帰し、2シーズンプレーしていた。
 
 また18年12月からタイのブリーラム・ユナイテッド、19年12月からはバンコク・ユナイテッドでプレーし、今年5月からはフリーの状態だった。

 J1では通算120試合・5得点。ドイツのブンデスリーガ1部で通算102試合・3得点。3年ぶりにJ復帰となる今季は、その豊富な経験を生かして地元クラブ残留のために力を尽くす覚悟だ(群馬は30試合終了時点で、22チーム中16位)。

 細貝は群馬の公式リリースで以下のようにコメントしている。

「群馬の皆さん、こんにちは。この度、ザスパクサツ群馬に加入した細貝萌です。

 2005年に前橋育英高校を卒業してから日本だけでなくドイツ、トルコ、タイと多くの地でさまざまな経験をさせていただきました。

 多くの出会いの中で選手としても一人の人間としても大きく成長できたと思っています。

 まだまだ選手として旅を続けていたいという気持ちもありましたが、前々からいつかは自分が生まれ育ち、自分を成長させてくれた故郷のクラブであるザスパクサツ群馬で、群馬のためにプレーしたいと考えていたこともあり、この度いただいたオファーを受けることを決めました。

 ザスパは自分がプロサッカー選手として歩み始めた2005年にJリーグに参入したクラブということもあって、故郷を離れてからもいつも気になる存在でした。

 群馬出身の選手として自分が地元のクラブの歴史に加わることができるのを非常に光栄に思いますし、これまでにさまざまなクラブで自分を成長させてくれた出会いがあったように、特に若い選手たちに良い影響を感じてもらえるような存在になれるよう努力していきたいと思います。そして何より、クラブにとって良い存在でいたいと思っています。

 自分もベテランと呼ばれる年齢にはなりましたが、まだまだ成長できると考えています。

 一つでも多くのチームの勝利に貢献できるよう、一人でも多くの地元の皆さんに正田醤油スタジアム群馬に足を運んでいただけるよう、地元出身の選手としてベストを尽くしていきたいと思います。

 そのためにも、まずは数ヶ月サッカーから離れたコンディションをベストの状態まで持っていくため全力を尽くしていきたいと思います。

 どうぞ応援よろしくお願いします。」

構成●サッカーダイジェスト編集部
 
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