三笘薫がユニオンSG移籍後初スタメン、初ゴールをマーク! カップ戦で7点大勝の口火を切る活躍

2021年09月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

初先発でいきなり結果を残す

五輪では不完全燃焼に終わった三笘だが、ベルギーでは評価を高めているようだ。 写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 現地時間9月21日、今夏に三笘薫が加入したユニオン・サンジロワーズがベルギー・カップ5回戦で、レブベーケ(5部相当)をホームに迎えた。三笘は、2トップの一角で、移籍後初の先発出場を飾った。

 試合開始直後から背番号18は積極的に前線で走り回り、再三好機に恵まれる。そして16分にゴール前の混戦から、先制ゴールを叩き込んだ。

 その後もユニオンSGが攻め続ける時間が続き、三笘もゴール前で奮闘するが、守備堅めの相手になかなか身動きがとれず、得意のドリブルも披露するスペースを与えられずに苦しんだ。

 結局、前半のゴールはは三笘の1点のみで、1-0で折り返すと、後半から左ウイングバックにポジションを変える。

【写真】ホームで初先発! ベルギー移籍後に初ゴールを決めた三笘の表情は?
 
 前半よりも上下動を増やした三笘は鋭いドリブルやスルーパスで左サイドからゴール前に切り込む場面が増える。
 
 54分、右CKのチャンスでは三笘がヒールでそらしたボールがDFに当たって跳ね返るが、それをバジェスが詰め、待望の追加点が生まれた。

 その後も三笘は長短のパスを駆使して攻撃陣をけん引。58分には左サイドからソリノラとのパス交換で切り崩すと、ソリノラが上げたクロスにアヴェネッティが頭で合わせて3点目、60分には右サイドのパウロッチが高く上げたクロスがGKのキャッチミスでそのまま吸い込まれ、7分間で3点を奪うことに成功する。

 63分にもドリブルからの鋭い切り込みを見せるなど三笘は伸び伸びプレー。81分に交代するまで存在感を示してみせた。交代の際、現地局のアナウンサーは「カオル・ミトマ。彼のプレーはとてもソリッドだった」と賛辞を送っている。

 チームは83分、85分、90分にさらなる追加点をあげ、7-0の大勝を収めた。また、現地ファンからは「ファンタスティック!」「今日はミトマのおかげ」「MOMは文句なしにミトマ!」といった称賛が送られている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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