「信じられないひどさ」ロイ・キーンがトッテナムを酷評、ケインを名指しで批判! 「仕事をしないなら交代させろ」

2021年09月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼がだれかを引っ張るのを見たことがない」

キーン(左)から名指しで批判されたケイン(右)。今シーズンはまだ無得点だ。 (C)Getty Images

 2試合続けての無得点・3失点。開幕3連勝と好発進したトッテナムがブレーキだ。

 前節でクリスタル・パレスに0-3で敗れ、今シーズン初黒星を喫したトッテナムは、ホームに戻った今節も欧州王者チェルシーに屈した。後半立ち上がりに先制を許すと、10分としないうちに追加点を献上。終了間際にダメ押し点も食らい、2試合続けて同じスコアで敗れている。

 元マンチェスター・ユナイテッド主将のロイ・キーンは、ハリー・ケインをはじめとするトッテナムを酷評した。英衛星放送『Sky Sports』で「スパーズのひどさは信じられなかった」とこき下ろしている。

「うまくいかない日やクオリティが出せないときもある。だが、2点目や3点目の場面で、スパーズには意欲がなかった。きょうのスパーズを見ていて、わたしはかなり怒っている。2点目で分かるよ。チェルシーがボールを奪還しても、トッテナムは基礎をやらなかった」

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 トッテナムは後半から崩れたが、キーンは「45分やっても意味はない。試合を通じてそれをしなければいけないんだ」と続けた。

「チェルシーは見事なチームだよ。だが、ケインのボディランゲージとパフォーマンスは…なんということだ!」

 今季まだ無得点のケインについて、キーンは「彼はチームのトップであり、不調の日でも頼るものだ。彼がだれかを引っ張るのを見たことがない」と、その気質に苦言を呈している。

「(去就騒動で揺れた)夏を引きずっていないか、わたしは懸念している。彼が多くスプリントしたり、チャンスをつくったりした記憶がない。ストライカーとはほかの選手がチャンスをつくることに頼るものではあるが、それ以上のことだってある。彼が自分の仕事をしていないなら、交代させろ」

 トッテナムはリーグ・カップをはさみ、26日の次節で冨安健洋が所属するアーセナルとのノースロンドンダービーに臨む。大一番でケインとスパーズは復調できるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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