現地時間９月19日のリーグ・アン第６節で、パリ・サンジェルマンがリーグタイトルを争うリヨンとホームで対戦した。前線には15日に行なわれたチャンピオンズ・リーグのクラブ・ブルージュ戦（１-１）に引き続き、メッシ、ネイマール、エムバペが並び、２度目の"MNM"揃い踏みとなった。

　立ち上がりは五分五分の展開のなか、17分にパリSGがゴール前でテンポよくパスを繋ぎ、最後はエムバぺの落としを受けたメッシがペナルティエリアの外からダイレクトで狙うも、モノにすることはできない。

　中盤以降は地力に勝るホームチームが押し込む時間がやや多くなり、32分にはネイマールが左サイドから中央へ切り込み、ヒールで絶妙なラストパス。走り込んだメッシは持ち出してから左足でフィニッシュするも、シュートはわずかにゴール右に外れる。

　さらに37分にはネイマールが倒され、ペナルティエリア手前の好位置でFKを獲得。しかし、メッシが放ったシュートは右ポストに嫌われる。
 

　前半はスコアレスで終えると、後半に入って54分、リヨンに先制を許す。ゴール左からのパスにフリーで反応したパケタにダイレクトで流し込まれた。

　それでも66分、パリSGは相手のファウルでPKを奪取。倒されたネイマールが自らネットを揺らし、同点に追いつく。ブラジル代表のエースは、今シーズン初ゴールとなった。

　これで息を吹き返したホームチームは一気に勝ち越しを狙うが、なかなかチャンスを作り出せない。76分にはなんとメッシに代えてハキミ、82分にディ・マリアに代え、イカルディを送り込む。

　すると後半アディショナルタイム、そのイカルディが決定的な仕事をやってのける。エムバぺの左サイドからのピンポイントクロスに、豪快にヘッドで叩き込んだ。

　試合はこのまま終了。２-１で劇的勝利を収めたパリSGは、リーグ開幕から無傷の６連勝となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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