パンチで自ら叩き込む…ラツィオGKの“決勝OG”に酷評!「絶対的な悪夢」「イタリア人全員が説明不能」

2021年09月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

指揮官「ミスはこのスポーツの一部だ」と擁護

ストラコシャによる痛恨のオウンゴールが決勝点となり、ラツィオはガラタサライとのEL初戦を落とした。(C)Getty Images

 現地時間9月16日に開催されたヨーロッパリーグのグループステージ第1節で、E組のラツィオ(イタリア)は敵地でガラタサライ(トルコ)と対戦。悲劇が起こったのは、互いに得点を奪えないまま迎えた66分だった。

 ガラタサライに攻め込まれ、オリンピウ・モルツァンにペナルティエリア手前からラフなクロスを送り込まれたラツィオは、DFマヌエル・ラッザリが左足ダイレクトでクリア。ボールは空高く舞い上がり、ゴールへと向かう。これを、ジャンプしたGKトマシュ・ストラクシャが難なく対処すると思われた。

 しかし、アルバニア代表守護神はキャッチするか、外へ弾き出すかで迷ったのか、中途半端に手を出すと、手に当たったボールはポストを直撃にしたのち、ネットを揺らした。結果的には、バレーボールのアタック、あるいはバスケットボールのアリウープのような格好で、自らボールをゴールへと叩き込んでしまったのだ。

【動画】守護神が自陣ゴールにまさかのアリウープ?衝撃の失点をチェック
 
 このゴールが決勝点となり、ラツィオは0-1で敗戦。衝撃のオウンゴールはこの一戦の1番のハイライトとなり、「6000万人(イタリアの人口)が何日も説明できないであろうゴール。最近のオウンゴールの中でも最もありえないもののひとつ」(スペイン紙『AS』)、「GKのミスとしては、これが1番だ。トマシュ・ストラコシャは絶対的な悪夢を経験した」(英メディア『BT Sport』公式ツイッター)など、酷評されている。

 それでも、試合後に現地メディア『Sky Sport』のインタビューに応じたマウリツィオ・サッリ監督は「残念ながらミスはこのスポーツの一部であり、今夜はその代償を払うことになった」と、今シーズン初出場を果たした26歳を擁護している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】「美人すぎる」、「セクシーすぎる」フットボーラーの妻&恋人たち

【PHOTO】C・ロナウド、ネイマール、アグエロ、エジル、ポグバetc…世界的名手たちが誇るスーパーカーを厳選&一挙紹介!

次ページ【動画】守護神が自陣ゴールにまさかのアリウープ?衝撃の失点をチェック

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事