ヘンク伊東純也が後半ATに決勝弾をアシスト! ラピド・ウィーンの北川航也は出場せず【EL】

2021年09月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

試合は90分過ぎまでスコアレスで進み…

伊東はスピードを活かした突破で右サイドから度々チャンスメーク。(C)Getty Images

 現地時間9月16日、ヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ第1節が各地で行なわれ、グループHではベルギー1部ヘンクと、オーストリア1部ラピド・ウィーンの試合が行なわれた。

 両チームには日本人選手が在籍しており、ヘンクの伊東純也は先発、R・ウィーンの北川はベンチスタートとなった。

 前半をスコアレスで折り返した両チームだが、先にペースを掴んだアウェーのヘンクは後半開始早々から猛攻を仕掛ける。特に、右サイドから伊東がスピードを活かした切り込みをみせ、度々ゴール前のオヌアチュやトルストベットにクロスを供給。時には自らシュートも放ち、積極的な姿勢で相手チームを脅かした。


 
 68分には伊東のクロスからオヌアチュが先制弾を叩き込むが、VARチェックの結果、オフサイド判定でゴールは無効に。しかし、その後もヘンクは攻撃の手を緩めずに攻め続ける。

 その姿勢が報われたのは、後半アディショナルタイムだった。90+1分、セットプレーからのチャンスで伊東が右サイドから上げたクロスに合わせ、オヌアチュが左足でダイレクトシュート。今度はオフサイドではなくゴールが認められ、同時に決勝弾となった。

 結果、0-1で劇的な後半ATをおさめたヘンクがEL第1節の勝利を手にした。R・ウィーンの北川は出場機会は巡ってこなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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