「僕の得点か? 100%、マヤのゴール」吉田麻也が“美しくない”今季初弾に言及! 現地メディアの評価は…

2021年09月13日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

イタリアで2点目となるゴールに…

相手のクリアボールに反応し、ボレーシュートを放つ吉田。(C)Getty Images

 チームの今シーズン初ゴールは、惜しくも3ポイントにはつながらなかった。だが、王者相手の1ポイントが貴重であることは変わらない。

 サンプドリアの吉田麻也は9月12日、セリエA第3節のインテル戦で先発フル出場した。試合後、日本代表主将は、自身にとってイタリアで2点目となるゴールを喜んでいる。

 先制されて迎えた32分、吉田はセットプレーの流れから、ゴール前のこぼれ球をシュート。ボールはエディン・ジェコに当たってコースが変わり、ゴールへと転がり込んだ。

 だが、サンプドリアは前半終了間際にラウタロ・マルティネスのゴールを許し、再びビハインドを背負う。後半の立ち上がりにトンマーゾ・アウジェッロが再度試合を振り出しに戻し、その後も果敢に王者を攻めたが、勝ち越し弾を奪うには至らなかった。

【動画】吉田の得点? 王者インテルから左足ボレーで決めた今季初ゴール
 クラブ公式ウェブサイトによると、吉田は試合後に「代表戦から戻ってくるのは自分にとって特に難しかった。まず日本、それからカタールに行き、疲労を考えるのは普通のこと。でも、僕はずっと集中していた」と話している。

「1ポイントには満足している。もっとやれたけど、彼らは現王者。仕方ない。僕らはこのまま続けなければいけない。オウンゴールか、僕の得点か? マヤのゴールさ。確実だよ。100%だ。ゴールはゴールだからね。美しい得点じゃなかったかもしれないけど、僕と僕らにとっては重要だった。次はエンポリ戦だ」

 現地メディアの評価も上々だ。衛星放送『Sky Sport』は7点と高評価。『Sport Mediaset』や『Gazzetta dello Sport』紙、『Corriere dello Sport』紙、『TUTTOmercatoWEB』も6.5点と及第点を上回る採点だった。

『calciomercato.com』は、「幸運なディフレクションのおかげでイタリアでの2点目となるゴールをマーク。だが、インテルの追加点の場面ではラウタロをフリーにした。非常に貴重な得点と粗末なミスで平均的な採点に」と、及第点の6点をつけている。

 東京五輪で全試合にフル出場し、わずかなバカンスを経てサンプドリアに合流してからも、リーグ戦開幕から3試合連続フル出場と、獅子奮迅の働きを続けている吉田。評価が右肩上がりの日本代表主将は、もはやサンプドリアに欠かせない大黒柱のひとりだ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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