川崎フロンターレは９月14日、アジア・チャンピオンズリーグのラウンド16で韓国の蔚山現代FCと対戦。韓国のスポーツ・メディア『スポータルコリア』は、８強入りをかけたこの一戦の注目ポイントなどを報じている。

「昨季、８年ぶりにアジアの頂点に立った蔚山は、今季も巡航中だ。６月26日から７月11日まで、タイのバンコクで開催されたグループステージに臨み、ベトテル、パトゥム・ユナイテッド、カヤを相手に６戦全勝を収め、グループ１位で16強進出に成功した。ACLでの最多連勝記録を15連勝として、ディフェンディングチャンピオンの威厳を示した」

　ここ最近の国内の公式戦でも無敗を続ける蔚山をそう紹介し、「川崎との最近の戦績は２勝２分で良い思い出がある。2018年はホームで２-１で勝利し、アウェーで２-２のドロー。19年はホームで１-０、アウェーで２-２だった」と振り返る。
 

　そして注目ポイントを以下のように挙げる。

「韓国代表のGKチョ・ヒョヌと、元代表のチョン・ソンリョンの守護神対決が興味を引くだけでなく、現在のKリーグで首位に立つ蔚山とJリーグで１位の川崎の対戦だけに、名勝負が予想される」

　国内外で盤石の強さを見せているチームへの期待値は高い。「主将イ・チョンヨンに導かれ選手たちが良いパフォーマンスを見せている蔚山が、川崎を下し、連勝記録を16に伸ばすことに、多くのサッカーファンが関心を寄せている」という一戦は９月14日、蔚山文殊フットボールスタジアムで20時にキックオフされる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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