【WEリーグ開幕】浦和Lが塩越の決勝弾でベレーザに逆転勝利。I神戸は圧巻5発で大宮Vを一蹴

2021年09月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

記念すべき“WEリーグ第1号”を決めたのはI神戸の髙瀬

ベレーザ対浦和Lの名門対決は後者に軍配。1-1で迎えた88分、なでしこジャパンの塩越が値千金の決勝点をマークした。写真:田中研治

 日本初の女子プロリーグ『WEリーグ』がついに開幕した。初年度は11クラブが参戦。9月12日、各地で開幕戦の計5試合が開催され、同日に試合のなかったジェフユナイテッド市原・千葉レディースは、「理念推進日」としてWEリーグ・クラブの理念に基づいた活動を行なった。

 オープニングマッチとなったINAC神戸レオネッサ対大宮アルディージャVENTUSの一戦は、I神戸が5-0で完勝を収める。開始4分に髙瀬愛実が記念すべき"WEリーグ第1号"を決めると、前半だけで4ゴールを奪取。後半に5点目を奪い、鮮やかなゴールラッシュで白星を飾った。

 日テレ・東京ヴェルディベレーザと三菱重工浦和レッズレディースの名門対決は、2-1で浦和Lが勝点3を掴む。33分にベレーザが見事な連係から先制点をゲット。浦和Lは1点ビハインドで迎えた後半、49分に菅澤優衣香の豪快ボレーで同点に追いつくと、88分に塩越柚歩の強烈な一撃で勝ち越しに成功。見事な逆転勝利を挙げた。
 
 ちふれASエルフェン埼玉の敵地に乗り込んだサンフレッチェ広島レジーナは、9分に上野真実のゴールで先制すると、10分に増矢理花の追加点で序盤に2点のリードを奪う。後半にも中嶋淑乃の得点でリードを広げた広島Rは相手の攻撃をシャットアウトし、3-0で勝点3を掴んだ。

 マイナビ仙台レディース対ノジマステラ神奈川相模原は、お互いにチャンスを決め切れずに0-0のスコアレスドロー。アルビレックス新潟レディース対AC長野パルセイロ・レディースは3-1でAC長野が勝利した。

▼第1節の結果は以下のとおり。
I神戸 5-0 大宮V
ベレーザ 1-2 浦和L
仙台L 0-0 N相模原
EL埼玉 0–3 広島R
新潟L 1–3 AC長野

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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