福岡がフアンマ2発など敵地で3-0圧勝!敗れた鹿島は痛恨の公式戦3連敗…

2021年09月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

フアンマが前半だけで2得点

抜群の決定力を見せたフアンマ。2得点の活躍で勝利の立役者に。写真:徳原隆元

 Jリーグは9月11日、J1第28節の6試合を各地で開催。県立カシマサッカースタジアムで行なわれた鹿島アントラーズ対アビスパ福岡の一戦は、3-0で福岡が勝利した。

 両チームのメンバーは以下のとおり。

鹿島/ホーム 監督:相馬直樹
スタメン)
GK:沖悠哉 DF:常本佳吾、ブエノ、林尚輝、安西幸輝 MF:三竿健斗、ディエゴ・ピトゥカ、荒木遼太郎、和泉竜司 FW:土居聖真、上田綺世
サブ)
GK:早川友基 DF:永戸勝也、関川郁万 MF:アルトゥール・カイキ、遠藤康、レオ・シルバ FW:エヴェラウド

福岡/アウェー 監督:長谷部茂利
スタメン)
GK:村上昌謙 DF:湯澤聖人、宮大樹、志知孝明、ドウグラス・グローリ MF:前寛之、杉本太郎、金森健志、中村駿 FW:フアンマ・デルガド、山岸祐也
サブ)
GK:永石拓海 DF:輪湖直樹、カルロス・グティエレス MF:ジョルディ・クルークス、重廣卓也 FW:渡大生、ブルーノ・メンデス

 強度の高いプレーが強みの福岡に対し、鹿島はテンポの良いパスワークで組み立てようとする。局面ではお互いに球際で激しい攻防を見せ、立ち上がりからテンションの高いゲームが展開される。

 最初のビッグチャンスを得たのは福岡。18分、エリア内でフアンマがGK沖に倒されてPKを獲得する。だがキッカーの山岸がこれを失敗。狙いすましたシュートは左ポストを叩く。

 先制の絶好機をモノにできなかった福岡だが、26分、今度はしっかりとゴールネットを揺らしてみせる。右サイドの崩しから、最後は山岸の横パスを受けたフアンマが正確なシュートを流し込む。
 
 福岡はさらに前半のうちに追加点を挙げる。41分、決めたのはまたもやフアンマ。右サイドの湯澤からのクロスに反応し、相手DFにマークされながらも、右足のワンタッチシュートでこの日、自身2点目をゲットする。

 アウェーチームが2点リードで迎えた後半、ビハインドを背負う鹿島が果敢に攻撃を繰り出すも、なかなか相手ゴールをこじ開けられない。逆に64分、福岡が3点目を奪う。金森の左足クロスから山岸がヘディングシュートを決めた。

 その後、鹿島の反撃をシャットアウトした福岡が3-0の完勝を収める。敵地で勝点3を掴んだ福岡はリーグ戦3連勝を達成。一方の鹿島は、ルヴァンカップ準々決勝の名古屋グランパスを相手にホーム&アウェーで敗れており、これに続く黒星で公式戦3連敗となった。

 次節の第29節で、鹿島は18日にホームでガンバ大阪と対戦、同日に福岡は湘南ベルマーレの敵地に乗り込む。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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