名古屋が昨季の記録を塗り替える18試合目のクリーンシートで暫定3位浮上!敗れた徳島は無得点で5連敗に

2021年09月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

徳島の岸本は50分に一発レッド

マテウスのリーグ戦7得点目が決勝点となった。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは9月10日、第28節の1試合を開催。豊田スタジアムで行われた名古屋対徳島の一戦は、3-0でホームの前者が勝利を収めた。

 名古屋は9月に入ってからもルヴァンカップ準々決勝の鹿島戦2試合を戦っている。前節からスタメンを2人変更。宮原和也、柿谷曜一朗が外れ、成瀬竣平とシュヴィルツォクが入る。

 一方、前節から中11日となった徳島は3選手を入れ替えた。藤田譲瑠チマ、杉森、一美和成が外れ、西谷和希、浜下瑛、垣田裕暉が先発に名を連ねた。

 試合は徳島がボールを保持し、名古屋が守備から素早いカウンターを仕掛けるという展開で推移した。

 名古屋は相手にボールを持たせている感も強く、手堅い守備から素早い攻撃を展開。18分、シュヴィルツォクからのパスを受けた前田直輝のシュート。30分過ぎには続けてCKを獲得。キッカーのマテウスが直接狙うものの、名古屋のアカデミー出身、徳島のGK長谷川徹の好守に防がれる。
 
 0-0で折り返した後半立ち上がりにホームチームが均衡を破る。

 キム・ミンテのロングボールから最後は前田がペナルティエリアにドリブルで侵入。徳島のDF岸本武流に防がれるが、これがファウルの判定に。PKを得るとキッカーのマテウスが豪快にけり込み52分に名古屋が先制した。

 徳島は前田を倒してしまった岸本が決定機を阻止した「DOGSO」で一発退場に。後半早々に一人少ない状態でビハインドを背負ってしまう。

 直後に渡井理己に代えDFジエゴを投入し立て直しを図る。さらに74分に一美、佐藤晃大とFW2枚を投入しゴールを目指すが、名古屋の牙城を崩すことができず、83分にはオウンゴールを献上。さらに88分に再びPKを与えてしまい、金崎夢生に復帰後初ゴールをプレゼント。結局0-3でタイムアップを迎えた。徳島は5試合連続でノーゴールの連敗となった。

 この結果、名古屋はリーグ戦ここ5試合で負けなし、昨季記録した17試合を塗り替える18試合目のクリーンシートを達成。勝点50に伸ばし、暫定ながらACL圏内の3位に浮上。徳島は同23は変わらず暫定17位となっている。

 次節、名古屋は9月14日にACLの大邱戦をホームで行い、18日に横浜と激突する。徳島は18日にホームで川崎を迎え撃つ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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