「大打撃だ」古橋亨梧、約1か月離脱の報に元イングランド代表守護神が反応!「彼に感銘を受けていたのに…」

2021年09月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「クラブがしてきたことの大半が彼だったんだ」

日本代表で負傷した古橋。約7試合を欠場する見込みだ。(C)Getty Images

 長期離脱回避に安堵すべきなのか、当面の戦列離脱そのものを嘆くべきなのか。

 セルティックに所属する日本代表FWの古橋亨梧は、9月7日に行なわれたワールドカップ・アジア最終予選の中国戦で先発出場し、後半早々に膝を負傷して交代を余儀なくされた。

『THE SCOTTISH Sun』が報じたところによると、古橋は少なくとも1か月の戦列離脱になるという。長期離脱ではないものの、過密日程の中でセルティックの7試合を欠場する見込みと報じた。

 セルティックは11日にリーグ再開初戦でロス・カウンティと対戦。これを皮切りに、ヨーロッパリーグ・グループステージのベティス戦やレバークーゼン戦、リーグカップ準々決勝と、来月のインターナショナルウィークまでに7試合をこなす。報道によれば、古橋はこれらの試合を欠場することになり、さらに10月のW杯予選2試合も欠場する見通しとのこと。

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 周知のように、古橋はセルティックに加入してから公式戦9試合で7ゴールを挙げ、一気にサポーターの信頼をつかんだ。それだけに、『THE SCOTTISH Sun』は、アンジェ・ポステコグルー監督にとって「大きな痛手」と報じている。

 また、元イングランド代表GKのポール・ロビンソンも、『Football Insider』で「大打撃だろうね」と、このニューカマーの離脱はセルティックとポステコグルーにとって痛手だとの見解を示した。

「彼はこの時点ですでに大きなインパクトを与えてきた。セルティックのベストのひとりだった。特にクラブでプレーしていないときに彼のような選手をケガで失うのは、大打撃だ。セルティックは好発進し、わたしは本当に彼に感銘を受けていた。クラブがしてきたことの大半が彼だったんだ」

 ただ、『THE SCOTTISH Sun』は、ポステコグルーが「当初恐れたほどひどいケガでないことには安堵しているだろう」とも報じている。長期離脱を免れたのは不幸中の幸いという見解だ。

 いずれにしても、今は古橋が早く、そしてしっかりとケガを治し、復帰後に再び活躍してくれるのを願うばかりだ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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