今夏、12年ぶりにマンチェスター・ユナイテッドに復帰したクリスチアーノ・ロナウドが、覚悟と決意を語った。クラブ公式が９月10日に伝えている。

　前回在籍した６年間で、C・ロナウドは292試合に出場し、118ゴールを記録。ユナイテッドは、一気にスターダムへとのし上がったいわば彼の原点とも言えるクラブだ。

　レアル・マドリーとユベントスを経て、そんな思い出の地で再びプレーをするという決断を下した36歳だが、無論それは思い出に浸るためなどではない。

「休暇のために来たのではない。前にも言ったように、何年も前にこのシャツを着たときは重要なものを勝ち取ってきたが、僕はもう１度勝つためにここに来たんだ」
 

　ユナイテッドには、主軸のポール・ポグバやブルーノ・フェルナンデスほか、同じく新戦力のジェイドン・サンチョ、ラファエル・ヴァランヌら、数多くのタレントが揃う。

　2012-13シーズン以来のプレミアリーグ制覇、そして2007-08シーズン以来のチャンピオンズ・リーグ制覇を目指すなかで、C・ロナウドはチームメイトと自身に小さくない手応えを感じているようだ。

「僕とチームメイトには能力がある。自分にとっても、サポーターのみんなにとっても、クラブにとっても、一歩先に進むための良いチャンスだ。僕は準備ができているし、今後３、４年で大きな存在になると思うよ」

　代表活動を終え、７日にキャリントンへ戻ってきたポルトガル代表FWは、早ければ11日に行なわれるプレミアリーグのニューカッスル戦で、再デビューと報じられている。優勝請負人の圧倒的なプレーに注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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