マジョルカに所属する日本代表MFの久保建英は、現地９月７日にカタールのドーハで行なわれたカタール・ワールドカップ・アジア最終予選の中国戦で先発フル出場。森保一監督のトップ下起用に応え、２本の決定的なシュートを放つなど、小さくないインパクトを残した。

　この20歳がプレーするスペインのメディアもそのパフォーマンスに注目。全国紙の『AS』は、「クボは我々にサッカーの"ショー"を見せ続けることに飽きることはない。クレイジーな股抜きをやった」と題し、約２分のプレー集を公開。次のように綴った。

「レアル・マドリーからマジョルカにレンタルされた選手は、中国を相手に素晴らしい試合をした。この２分の動画はそれを証明している」

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「クレイジーな股抜き」がどのプレーかは言及していないが、23分のシーンか。FW大迫勇也とのパス交換からペナルティエリア内に進入した17番は、シザースから右足でシュート。スライディングでブロックにきた敵DFの股を抜いた一撃は、惜しくも左のポストを叩いたものの、久保の魅力が凝縮されたシーンだった。

　動画には、３人の相手に囲まれながらも、背負った相手を巧みな股抜きでかわした86分の場面も収められており、こちらも"合わせ技"で「クレイジー」だったのかもしれない。

　マジョルカに戻った久保は、ラ・リーガでも「ショー」を披露することができるか。

構成●サッカーダイジェストWEB編集部

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