日本代表MFの久保建英は、現地９月７日にカタールのドーハで行なわれたカタール・ワールドカップ・アジア最終予選の中国戦に先発フル出場。２本の決定的なシュートを放つなど、好パフォーマンスを披露した。

　その久保が代表活動でクラブを離れている間に、バレンシアを退団してマジョルカに加入したのが、韓国代表MFイ・ガンインだ。ともに2001年生まれで、ライバルと言われてきた"日韓の至宝"が、いきなり週末に初共演する可能性があるようだ。

　スペイン・メディア『Estadio Deportivo』 は、「アジアの繋がりがあるクボとイ・ガンインのコンビがビルバオ戦でデビューする可能性がある」と題した記事を掲載。11日に敵地で行なわれるラ・リーガ第４節のアスレティック・ビルバオ戦で、２人が出場する可能性があると報じている。

【PHOTO】2021年夏の移籍市場で新天地を求めた名手たちを一挙紹介！

　さらに、「クボとイ・ガンインのデュオが誕生したことで、日本と韓国のサッカー市場に大きな期待が寄せられている」と綴り、次のホームゲーム２試合（ビジャレアルとオサスナ戦）が、２か国で多くの視聴者を集められるよう、現地14時に設定されたことを紹介している。

　ただ、久保は中国戦から中３日でのゲームとなる。「ルイス・ガルシア・プラサ監督が懸念しているのは、彼のフィジカル的な状態だけだ」と記事は続けており、疲労などが考慮されるケースも考えられる。

　ともに20歳の日韓コンビがいきなりデビューを果たすのか。現地でも注目が集まっている。

構成●サッカーダイジェストWEB編集部

【動画】マジョルカ番記者が絶賛！躍動した久保建英のプレーをチェック！