「日本にぶっ飛ばされた!」森保ジャパンに敗れた母国代表を中国メディアが辛辣批評!「180分間で枠内シュートがゼロ…」

2021年09月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「アジア最高峰からはかけ離れている」

英国出身のジャン・ガンタイと渡り合う大迫。随所でコンディションの良さを窺わせた。(C)REUTERS/AFLO

 ドーハの地で手堅く3ポイントを奪取した。

 現地9月7日にカタールで行なわれたワールドカップ・アジア最終予選第2節、日本代表は中国代表と対峙し、1-0の勝利を収めた。ほぼワンサイドゲームの展開だった前半のうちに大迫勇也のゴールで先手を取り、後半は余裕を持った試合運びを展開。中国に帰化選手カルテット揃い踏みの人海戦術を仕掛けられ、押し込まれる場面もあったが、結果的にゴールチャンスはひとつも与えなかった。

 なんとか最終予選で初勝利を挙げてひと息ついた日本に対して、初戦のオーストラリア戦に続く連敗を喫した中国サイドには悲壮感が漂う。全国スポーツ紙『騰迅体育』は「アジア最高峰からはかけ離れている」と銘打ち、母国代表チームの窮状を憂いた。

「0-1の最少点差での敗北をどう捉えるべきか。前半の守備しかしていない内容に比べて後半は盛り返した。アランとアロイージオを投入し、帰化選手たちが初めて4人揃って出場。日本にプレッシャーを掛けたのも確かだろう。だが、代表チームはアジア最強の日本にはとうてい勝てなかった。またしても彼らにぶっ飛ばされたのだ」
 
 同紙が列記したのは不甲斐ないスタッツだ。

「日本戦で中国は1本も枠内シュートを撃っていない。どうやって勝利しろと言うのか。オーストラリア戦から数えて180分間も枠内シュートがゼロだ!」と吐き捨て、「シュート数は3本対18本、パス成功率は59%対84%、そしてポゼッション率は30%対70%だった。恥ずかしいかぎりだ。オーストラリア戦より点差は抑えたが、内容では圧倒されてしまった」と論じている。

 さらに同紙は「日本は後半になってペースが落ちたが、チーム全体で冷静さと安定感が前半よりも増していた。選手個々の成熟度などすべてにおいて、中国とはやはり大きな差がある」と、森保ジャパンを持ち上げた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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