「最終予選で簡単な試合は1つもない」決勝点を奪った大迫勇也が明かした難しさ「次も本当に厳しい戦いが待っている」

2021年09月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

ゴール裏話も「試合前から純也と話していた」

決勝点を奪い、チーメイトと喜びを分かち合う大迫(右から2人目)。(C)JFA

 日本代表は現地時間9月7日、カタール・ワールドカップのアジア最終予選で、中国代表とカタール・ドーハで対戦した。

 オマーンとの初戦を落とし、後がない日本は立ち上がりから圧倒的に押し込み、久保建英らが惜しい場面を作るも、フィニッシュの精度を欠きモノにすることができない。しかし40分、ついに均衡を破る。右サイドを突破した伊東純也が右足で速いクロスを送ると、飛び込んだ大迫勇也が上手く右足で合わせ、ネットを揺らした。

 その後、日本は追加点を狙ってチャンスを窺うが、決定的な場面は生み出せない。ただ、次々に攻撃的なカードを切り反撃を目指す中国に同点弾も許さず。試合は1-0で終わり、日本は2戦目で最終予選初勝利を収めた。
 

 勝利の立役者となった大迫は、「最低限の結果は出せたかなと。やっぱり最初の勝点3というのはいつも難しいし、この勝点3をきっかけとして、しっかりと次もまた勝点を獲り続けたいと思う」と一定の手応えを口にした。ゴールの場面は「試合前から(伊東)純也と話していて、その通りのボールが来た。いいボールだったと思う」と、狙い通りだったことを明かしている。

 全10試合の同予選で、次戦は来月7日に2連勝中のサウジアラビアと相まみえる。「最終予選で簡単な試合は1つもないので、しっかりと我慢しながら決めるべきときに決めようとずっと心掛けていたので、またこれを続ける。次も本当に厳しい戦いが待っているので、引き続き頑張っていきたい」と大迫が決意を示したように、日本はチーム一丸となり、一戦必勝で勝点を積み重ねたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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