【J2】セルジーニョのアシストで2得点の松本が19位に浮上!引き分けた京都は首位奪還ならず

2021年09月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

京都、先発起用の宮吉拓実がが2得点!

セルジーニョのアシストから4試合ぶりの得点を奪った松本。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 J2リーグは9月7日、大雨の影響で延期となっていた第25節、松本山雅FC対京都サンガF.C.の一戦がサンプロアルウィンで行われ、2-2の引き分けに終わった。

 ともに9月4日のリーグ戦で敗れ、中2日で迎える両チーム。現在3連続ノーゴールで連敗中、降格圏の21位に沈むホーム松本は、直近のリーグ戦から先発5人を変更。

 対する京都は、直近のリーグ戦で甲府に0-3、6試合ぶりの黒星を喫し首位を磐田に明け渡した。その試合から5人スタメンを変えて臨んだ。

 試合はホームチームが先手を奪う。ハーフウェーライン付近からセルジーニョのロングボールに、2列目から抜け出した河合秀人が飛び出した相手GKをかわし、冷静にシュートを押し込み11分に松本が先制する。

 京都もすかさず反撃に出る。敵陣左でFKを獲得すると、一度は相手DFに防がれるものの、こぼれ球を拾い最後は白井康介のクロスを宮吉拓実が頭で押し込み、21分に同点に追いつく。

 飲水タイムを挟んで攻勢に出た松本が再びリードを奪う。敵陣左サイド深くで得たFKの流れから、セルジーニョのクロスを伊藤翔がヘディングで合わせ、移籍後初ゴールを記録。33分に松本が2-1とする。
 
 1点ビハインドで後半を迎えた京都は、立ち上がりから激しプレッシャーでペースを掴む。すると51分、ピーター・ウタカのポストプレーから黒木恭平がクロスボールを送り、最後は宮吉がヘディングシュート。これがゴール右に収まり京都がゲームを振り出しに戻す。

 その後は両チーム交代カードを切りながら次の1点を目指すが、ともに決めきれず、1ポイントずつを分け合った。

 この結果、松本は勝点26で19位に浮上、京都は同58で2位は変わらず。

 9月11日に行われる次戦、松本は東京Vと敵地で対戦、京都はホームで琉球を迎え撃つ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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