「成熟してきてる」浦和の西大伍がルヴァン杯で感じた川崎サポーターの力!「お互いを成長させられたら素晴らしいよね」

2021年09月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

いつか「満員のホーム埼スタを・・・」

数々のクラブを知る西は、川崎サポーターの力に感銘を受けたようだ。(C)SOCCER DIGEST

 浦和レッズの西大伍がルヴァンカップでの激闘を終え、川崎フロンターレの強さを改めて実感したようだ。

 浦和は9月5日、ルヴァンカップの準々決勝第2戦で川崎と敵地対戦。槙野智章のアディショナルタイムのゴールで3-3の同点に追いつき、2戦合計4-4とし、アウェーゴールの差でベスト4進出を決めた。

 その試合に80分から投入され2点差を追いつく粘り強い戦いに貢献した西は、7日自身のツイッターを更新し、以下のように試合を振り返った。

「川崎サポーターのサッカーの見方は、ちょっと成熟してきてるなと思ったな。サポーターの方と選手がお互いを成長させられたら素晴らしいよね」

「レフェリーに野次をとばしたサポーターを登里が怒って、ピタッととまった感じ、あれもなんか良かったなー」

 この投稿にファンも反応し、以下のようなコメントが続々と寄せられている。

「対戦相手の選手にそう言っていただけて嬉しいです」
「惚れてまうやろ」
「川崎サポーターとして嬉しい言葉。ルヴァン杯準決勝も頑張ってください!!リーグ戦は必ず勝ちます!」
「それぞれのチームカラーがあっていいけど、私はこのフロンターレの雰囲気が好きです」
「ノボリが注意して静かになったっていうのも(本当はあってはならないけど)今までもフロサポは憲剛さんに成長させてきてもらってきたな~って最近思う」
「長年の積み重ねだよね。それぞれのチームスタイルがあって当然だしそれを尊重し合えるそんなJリーグになって欲しいです」
「サポーターは選手を見ているし、選手もサポーターを見ている」
「ファンが選手のプレイで一喜一憂する様に、選手もファンの応援の仕方で気持ちが変わる。選手とファンが相互作用して成長できるのは素晴らしいことだと思います」
「早く西大伍選手に満員のホーム埼スタを・・・」
「多くのチームを渡り歩き、それぞれのチームのサポーターの色を感じてきた西選手のこの感想は非常に興味深いですね」
 
 この試合は、神奈川県・埼玉県に発令されている「緊急事態宣言」の適用下でのチケット販売となるため、Jリーグの新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインに基づきビジター席の設置なしで開催され、アウェーの浦和サポーターの姿は無かった。

 一方で、6月9日の天皇杯3回戦以来約3か月ぶりの等々力陸上競技場での試合開催となった川崎サポーターからは、ルヴァンカップの敗退が決まった試合後も、惜しみない拍手が送られ、選手を後押しする姿が見られた。

 札幌、新潟、鹿島、神戸と様々なチームを知る西は、まさに"ホーム"を体現している等々力に感銘を受けたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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