「すべてを捧げる」38歳リベリの新天地が決定! セリエA“昇格組”のサレルニターナと1年契約を結ぶ

2021年09月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

「カネのためにやってるんじゃない」

新天地が決まったリベリ。大歓迎を受けたようだ。(C)Getty Images

 セリエAのサレルニターナは現地時間9月6日、フランク・リベリの加入を発表。1年契約に、クラブが1部に残留した場合、さらなる1年の契約を結ぶ延長オプション付きであると公表した。

 2019年にフィオレンティーナに加入したリベリは、公式戦51試合に出場し、5ゴールをマーク。しかし今夏に契約を満了して退団後、新天地が決まらない状態が続いていた。

 新たなチームで背番号「7」を背負うことが決まった元フランス代表FWは、加入の決め手は「情熱を感じたこと」であるとコメントしている。

「ここにきて、サレルノで信じられないような情熱を感じた。私も情熱を持って生きている。フットボールのために生きているんだ。カネのためにサッカーをしているなら、今ここにいない」
 
 そして、チームに加入する意義をこのように述べた。

「セリエAが難しいリーグだということは知っている。だが、私はチームメートの助けになるために来た。特に若い選手のね。大事なことは、強い団結のある集団となることだ。難しい時期が訪れたとしても、揺るがないようなチームでありたい」

 サレルニターナは昨季に1部に昇格を果たした"昇格組"で、今シーズンは初戦ボローニャ、第2節はローマと2連敗を喫しており、20チーム中18位で代表ウィークを迎えた。

 38歳のベテランは、加入決定翌日からトレーニングに参加するつもりだと語り、「ファンのため、チームのためにすべてを捧げて、自分の仕事をする」と熱意を迸らせている。

 バイエルンやマルセイユ、ガラタサライでもプレーしてきた歴戦の名手は、クラブの1部残留を叶えることができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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