マンチェスター・ユナイテッドは現地時間９月２日、12年ぶりに復帰したクリスチアーノ・ロナウドの背番号が７に決まったと発表した。

　C・ロナウドにとっても、ユナイテッドにとっても「７」は特別な番号だ。ジョージ・ベスト、エリック・カントナ、デイビッド・ベッカムといった名立たるレジェンドが背負ってきたこのエースナンバーを、このポルトガル代表FWはスポルティングから2003年夏に入団と同時に継承。すると、番号に恥じぬ圧倒的なパフォーマンスを続け、在籍６年で９つのタイトルをチームにもたらした。

　以降、レアル・マドリー（１年目は９番）、ユベントスでも背番号７を背負い、「CR７」と称されるなど、その番号はC・ロナウドの代名詞となっていた。
 

　ただ、今回は、すんなり決まったわけではなかった。７番はチームメイトのエディソン・カバーニが付けていたからだ。変更にはプレミアリーグの特別な許可を得る必要があったが、シーズン途中での異例の変更が認められた。なお、カバーニはウルグアイ代表でも背負っている21番となった。

　英紙『The Sun』によれば、C・ロナウドは「７番のシャツを再び着ることができるかどうかわからなかったので、信じられないような対応をしてくれたエディに大きな感謝の気持ちを伝えたい」とコメントを寄せている。

　稀代のスーパースターが２度目のデビューを果たすのは、代表ウィーク明けのホームでのニューカッスル・ユナイテッド戦（11日／プレミアリーグ第４節）が有力とされる。シアター・オブ・ドリームスでのNo.７のお披露目に、世界中から注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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