「根拠のない発言だ」韓国代表ソン・フンミンの“時間稼ぎ批判”にイラク指揮官が反論!「同意できない」

2021年09月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

2005~2006年に韓国代表を率いる

不発に終わったソン・フンミンは試合後、イラクに苦言を呈した。(C)Getty Images

 韓国のエースの批判に、敵将が反論した。

 9月2日に開催されたカタール・ワールドカップ・アジア最終予選の第1節で、韓国はホームでイラクと対戦し、0‐0の引き分けに終わった。

 大黒柱のFWソン・フンミンやFWファン・ウィジョらのタレントを前線に配し、リトリートして守備を固めるイラクを一方的に押し込んだものの、最後まで崩しきれず。勝点2を取りこぼす結果となった。

 試合後、キャプテンのソン・フンミンは、イラクが時間稼ぎをしていたと批判。「こんなことをしていてはサッカーの発展はない。ひとりのサッカーファンとして残念だ」と嘆いた。

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 この発言に反論したのが、2005~2006年に韓国代表を率いた経験もあるイラクのディック・アドフォカート監督だ。韓国のスポーツメディア『Sportal Korea』によれば、試合前の会見で「ベッド・サッカー(倒れて時間稼ぎをするようなサッカー)はしない」とわざわざ公言していたオランダ人指揮官は、ソン・フンミンの批判に対して、次のようにコメントした。

「根拠のない発言だ。(時間稼ぎがサッカー界の発展にならないという)ソン・フンミンの主張はもっともだが、(イラクが時間稼ぎをしていたという)その発言は同意できない」

 韓国については、「良いチームだった」としながらも、「2~3回しかチャンスを作らせなかった。我々の守備を称賛したい」と語り、選手たちを称えている。

 プラン通りに勝点1を持ち帰ったイラクは、現地7日にホームでイランと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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