「これではサッカーの発展はない」痛恨ドローの韓国、主将ソン・フンミンがイラクの“時間稼ぎ”を批判!「この結果を受け入れるのは難しい」

2021年09月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ひとりのサッカーファンとして残念だ」と苦言

イラクの堅牢を崩そうと奮闘したソンフンミンだが、決定的な仕事はさせてもらえなかった。(C)Getty Images

 9月2日に行なわれたカタール・ワールドカップ・アジア最終予選の初戦で、韓国はソウル・ワールドカップスタジアムでイラクと対戦。痛恨のスコアレスドローに終わった。

 序盤から圧倒的にボールを支配した韓国は、しかし自陣に引いたイラクを崩せない。 26分には、10番のイ・ジェソンが絶好機を迎えるも、至近距離からのシュートを決めきれない。

 頼みのソン・フンミンも、チャンスを構築したものの、決定的な仕事はできず。最後まで相手の堅牢を崩すことができなかった。

 さすがにフラストレーションが溜まっていたのだろう。試合後、キャプテンのソン・フンミンはイラクの時間稼ぎを批判したという。韓国メディア『InterFootball』などが伝えている。

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 試合後のインタビューで、「この結果を受け入れるのは難しい。何を言えばいいのか分からない」と切り出したエースは、こう続けた。

「僕たちのミスで得点ができなかったのは事実だけど、イラクは時間稼ぎをしていた。これではサッカーの発展はない。ひとりのサッカーファンとして残念だ」

 それでも気持ちを切り替え、「今日の試合に勝てれば良かったが、最終予選が難しいのは誰よりも分かっている。しっかり準備をして、火曜日に良い結果を収めて、所属チームに戻りたい」と意気込んだソン・フンミン。7日に行なわれるホームでのレバノン戦で、チームを勝利に導く活躍ができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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